創作 ポエム集 ((o(。・ω・。)o)) 『静音のカタルシス』 ~今日の涙と叫びを明日の笑顔と歓喜に~

他の誰でもなく私の言葉をクラウドの中へ、タイムカプセルのように埋める。見知らぬあなたのエールとなりますように。

姿のない愛

2015年01月04日 21時46分00秒 | ポエム



この世界に愛はあるのか

愛があるならば

なぜ私の所に愛は

巡ってこないのだろうか


愛は雲のように

同じ場所にいつまでも留まらずに

いつの間にかどこかに消えて

いなくなるものなのかもしれないね


愛は風のように

一瞬訪れて包みこんだと思ったら

何もなかったかのように

通過していくだけなのかもしれないね


愛は水のように

片手で掬うとすると僅かな量だけ

両手で掬っても零れる方が多くて

掴めず時が経てば乾いて

消えていくものなのかもしれないね


愛とは火のように

触れたものを燃やし

全てを焼き尽くし無にしたり

焦げ跡だけを残して

いつの間にか

消滅していくものなのかもしれないね


愛は無形で

幻想や夢なのかもしれないね

しあわせ

2015年01月04日 01時10分45秒 | ポエム




幸せはふた通り

日常の中の当たり前であることの幸せ

いつもと同じ円満な日々

健康に衣食住が人並みにあり

特別なアクシデントのない

凡庸な日々



欲求が満たされた時の幸せ

恋し愛する気持ちが通じた時

欲しかった物が手に入ったり

頑張ったことが達成できたり



幸せを日頃感じない者は

欲求や理想が高かったり

挑戦した事に挫折という

結果だけ残したり

当たり前のことへの感謝が

不足している


幸せになりたくないなんて

強がりや方便


待っているだけでは

バーゲンセールに

ただ傍観しているようなもので

自分のところには幸せは来ない

当たり前の幸せだって

何もしない者の前には

窓を開けたままで暖房をつけるように

いつまでもぬくもりは続かない


幸せを求めるならば

アクションを起こそうよ