バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

温泉いきたーい

2009-06-09 06:38:14 | ライフスタイル
 鶴瓶の家族に乾杯、前編再放送を朝見て,後編を夜ビデオ録画したものを見る。両方見ることできてよかったー。
 野倉のあの温泉は,アイデア商売で大当たりした社長が自費で掘り当て、地元の人に開放しているという話は聞いていたけど,どんな社長さんかと思えば,いいお顔の方でした。福耳。田舎というのは1日に複数の用件入れないんです。今の生活をそのまま実家に持ち込み、午前中2件、午後2件、夕方と夜にそれぞれ1件なんて用件こなすと、「見ていて落ち着かない」と言われてしまうのです。もしかしたら会社まで1日1件のリズムで流れているのか、と思わせる空気漂う温泉社長の会社。この方最初何で成功したかって、あのガチャガチャ。コイン入れてカプセルが落ちてくるあのおもちゃ自動販売機ですよ。
 ギャラリーにする前実家は雑貨屋やっていたので,店の前にガチャガチャ置いてました。初期型は10円。次々子どもがやって来て、店の前にしゃがみ込んで「ガチャガチャ」って音させて立ち去って。その後にはカプセルが散乱。別所の子達がゴミポイ捨てするなんてこのあたりが始まりのような気がします。ポイ捨て児童に腹立てたうちのばあちゃんは、「ガチャガチャ」って音がするとすばやい身のこなしで店に立ち,子どもの悪行を叱るのでした。そのうち近くに一斗缶を置いておいたら,見事にカプセルが溜まったものです。奥田瑛二さんが訪ねた酒屋は,結婚したての頃,夫が父に連れて行かれた酒造です。父は自分がお気に入りの場所や人を夫に紹介して歩いていたから、あの酒造は優先順位高かったんだね。
 あー,温泉はいりたい。
 

大人だって一所懸命

2009-06-08 07:10:29 | Badminton
 野田ジュニアの練習。27度になるってことだから、下窓全開で練習する。多少の風があっても構わないんです。さて中間で休憩しようとなると誰からともなく「水浴び」のフレーズが飛び出す。水が恋しい陽気です。調度その時、川間小グラウンド練習中の地元消防団の皆さんが、放水練習するから見に来ませんか?って声がかかりました。行きます、行きますと二つ返事で子ども達グラウンド集合となりました。
 放水するっていっても、せえので気楽にジャーなんかじゃなくて、そこにいたるまでのいろいろな儀式がありました。そこまでの過程を繰り返し練習して、足さばきとか立ち方とか、顔の向きなんかを先輩から注意受けさあいよいよです、って時子ども達見ると、学校の遊具で遊んでいたり,中には木登りしていたり、ヤレヤレな奴らです。整列なんかのキビキビ感を見せたかったのに、肝心なところ見ていないんだから。無事放水を見終えて、再度練習開始。集合かけると,すこーしキビキビ感身に付いたような気がしないではない。

  

    

今日はどんな練習になるかな

2009-06-07 08:32:36 | Badminton
 高校生は関東大会真っ最中で,本来はそちらに応援に行くべきなんだけど,行くわけにはいかない。
 土曜はサタクラがあり、そのあと川間ジュニアの練習。そして日曜は野田ジュニア。子ども達はやる気満々で体育館に入ってくるだろうし、ああいう若葉カップ予選の後だけに,持ち上がった気持ちをそのまま維持するためにも,練習行かないわけにはいかない。
 などと意気込んでいるのは大人だけだったのか。
 金曜練習は惨憺たるものだったらしい。らしいというのは子ども本人からの電話報告により、だいたいの様子がつかめたから。ひどいというのは言い過ぎで,いつも通りだったらしい。新人のO川コーチにとっては若葉予選の姿が全てで,通常を知らなかっただけに落差は大きかったのでしょう。
 土曜練習で,該当する数人集めて円陣で座らせると、もう何人かはびびり顔している。何も言われないうちから思い当たることがあるらしい。わかっているけど,周りに流されてふざけてしまったというのが,その日のいいわけ。指導者の顔色見て練習したり,人によって態度変えることを責めるつもりはない。それは大人だって同じでしょ。それより,誰かが見ていれば一生懸命できるということを評価したい。「本気でできる時があるんでしょ。人が見ていなくも,周りがだらけていても本気でできるようになれば本物だ。」と話していると,「おこられなくてよかったー」って安堵の顔している男子約1名いたけど,数名は「そうだ,俺にもできる」という顔に変わった。
 ジュニア指導者1年生のとき、よくがんばったと子どもを褒めると「わたし、そんなにがんばっていません」と白けた顔された。子どもに見透かされてしまった。それ以来,子どもに迎合はしないしようにしている。本気で叱り,本気で褒めたい。最終的には本気で笑わせたい。若葉予選の後の女子写真,みんないい笑顔だったよ。

緊張解消法

2009-06-05 06:35:57 | Badminton
 先日の若葉カップ予選。
 試合開始が2時15分。終盤、隣に座っていた子が時計を見上げた。そうだ,今何時だろう。追うように時計を見ると、5時。もう3時間近くこうしていることになる。一瞬力を抜いたら,一気に肩が重くなってきた。長い1日。急に子ども達が心配になってきた。この子達トイレ行っているのかな。お腹すいてないかな。本来随時気にかけていなければいけないのに、全体見えないくらい余裕なくなっていた。まずいですね、これじゃ。ということでいつも子ども達に言っていることを自分でやってみた。椅子に座り直してギャラリーを見渡す。選手が緊張でこわばった顔しているとき,インターバルで「ハゲ、5人探してごらん」と言うことがある。顔を上げてギャラリーを見渡すと肩の力が抜けるし、探す行為で集中が高まる。グルリと見渡すと,このコートをのめり込むように見つめているたくさんの目。後ろを振り向くと,オーっとズラリと立ち並ぶコーチ陣。何だこの雰囲気は。「ん?」って顔のコーチや、「きょろきょろしないで前向いていなさい」て言いたそうなコーチ達と目が合う。ハゲ3人ゲットしたところで最終線に突入。5人は多かったね。探すことに気が入りすぎる。これからは3人探すに変更しよう。

日本の原風景

2009-06-02 06:48:43 | ライフスタイル
 NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」見逃してしまった。朝の番組予告で、「今週は長野県上田市です」って聞こえた瞬間見た映像は、野倉の風景。しかもチラッと映った村人は親戚のおっしゃん。ビデオ取っておこうと思いながら,バネ前にセットするの忘れてしまった。授業中、実家から「忙しいところだと思うけど、テレビ見て」と電話あったけど、見られるわけないじゃん。
 別所温泉から山道を1時間程歩くと、山のすり鉢状の谷間に点在する野倉の集落がある。祖父の出身地で、うちの墓は野倉の山の中にある。南側斜面に張り付くような畑。くねくねと遠くに伸びる山道。女神岳を背に、独鈷山を臨む。3歳頃だったか、祖父がいよいよ危ないとなった時、兄と一緒に野倉の親戚の家に預けられた。子どもがいなかったので「面倒見るの楽しみだ」と歓迎されたらしい。そこで何日過ごしたのか。開けた座敷の前の縁側から、谷間の向こうの山が眼前に広がる。鶏が何かをついばんでいる。食事は一人ずつのお膳で正座して食べる。居間の隣に寝る部屋があり、その部屋は居間より少し低い位置にある。調度体育館のステージが居間で、フロアが寝室という感じ。居間との間にある黒くて重い木の引き戸を開けると、下に布団がしいてある。当然、そこはダイビング絶好の場。外に五右衛門風呂があり、入るように勧められたが、「おっかねえ」とかいって兄は逃げまくり、私はその家のおばあちゃんが抱っこするからと言って無理矢理入れられた。外で服を脱ぎ、かけた梯子で入った。見上げると漆黒の空に星が輝いていた。風呂から上がると、「どうだった?」って兄は詰め寄った。
 これが私の原風景かもしれない。舌切り雀とおばあさんのやり取りのシーンは、この野倉の縁側と庭が浮かぶ。
 昨日は前編だというので、後編が楽しみ。再放送もあるらしい。

予想はずれる

2009-06-01 06:38:31 | Badminton
 客観的な予想を裏切られた。
 昨日の若葉カップ県予選。冷静に判断すれば、我がチームに勝算なかった。それでも、もしかしたらという思いは少しあった。もし形勢逆転となるなら、それは「気」しかない。しかし直前でも気すら負けている感じがした。そんなチームが、刻々と迫る決戦の時間に向かって小さい気が集まり、大きな玉を作り始めた。
 予想以上の粘りで始まった第1戦。それを受け継いだ第2戦。一人も漏れることなく補欠メンバーからも気が出て、ベンチから湯気がたっている。もしかしたらいけるかもしれない。試合前に1勝4敗だろうと予想すると、「そんな悲観的な。3勝2敗で勝つよ」と他のコーチ達は意外と楽観的なのに救われたけど、この時点で負けを予感させるオーラはなくなっていた。勢いづきそのまま第5戦を制し、結果は3勝2敗。「ほら、言った通りじゃん」とごま塩コーチは勝ち誇ったように言い寄るけど、こんな負けなら負けた方がいいね。
 長い1日でした。途中ドリンクの差し入れがあり、「飲んどいた方がいいよ」って勧められた。そういえば朝から何も口に入れていない。前の日は練習中ドリンク取らないで脱水症状になり、夜大変だった。「無理は禁物」って夫からも何度も言われたけど、無理が必要な時もある。
 予選突破直後、「今週も水曜練ありますか?」って聞かれたけど、長期戦になるので無理は禁物です。