一瞬の出来事

先日、すき焼きをすると決まっていた日に、
Yっちゃんがわざわざ八幡から「年賀状」を持ってきてくれた。
わざわざコンビニで買って持ってきてくれた。
「宗像にもコンビニはあるので自分で買う」と言ったが、
「遠慮なさらず」と持ってきてくれた。
なんて鼻がきいて、機動力のある人だ。

でも、ちょっと片づけたり、シッターさんに色々教えたりする日だったので、
モモの相手をしてもらうのにちょうどよく助かった。
一日ほとんど私が抱っこすることなく、
シッターさんとともにお世話をしてくれた。

そして、夜、モモにとって初めて見るすき焼き。
湯気が上がって珍しそうだ。
食べる手を止めて、Yっちゃんはずっと抱っこしてくれた。
Y「湯気がおもしろいの？フフフ」
初めは、感嘆の声を上げていたのに、
段々機嫌の悪くなるモモ。
Y「大変！モモちゃんが熱い」
たしかに、顔が真っ赤で熱っぽい！
初めての病気なのか!?

しかしそれは、一心不乱に湯気を見つめていたため、
一気に体温が上がったもののようだった。
そして、一瞬の間にこの真冬に全身あせも。
Y「ああ！気づかなくてごめん！」

いえいえ、一心不乱に湯気を眺め続けたモモと、
調子に乗ってYっちゃんに預け続けた私が悪いのです。

赤ちゃんのあせもは一瞬の出来事なのだった。