歌集春雷

生きることはイッヒ・ロマン(Ich-Roman)....
   

夏抄…

2011-07-31 23:04:29 | Ich-Roman
吾妹(わぎも)その力をこめよ 踝(くるぶし)の向かうへ夏は闌(た)けてゆくかな
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花野…

2011-07-29 16:29:47 | Ich-Roman
双つ蝶まぐはひ夏の庭くぐり 婦人(をんな)は花野を身ごもりてくる
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婦人…

2011-07-22 10:22:04 | Ich-Roman
夏盛り 互(かた)みに忘る名にあれどしきりにくちびるかさね合ふかな
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夏天…

2011-07-22 00:58:40 | Ich-Roman
夏の天(そら)下垂(た)る窓辺 婦(をんな)らの膝を濡らせし青年の唇(くち)
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喪失…

2011-07-21 01:17:28 | Ich-Roman
をんならの母乳の記憶失せしより 裸体に絡(から)む青年のシャツ
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炎天…

2011-07-19 00:47:08 | Ich-Roman
喉元の白さ眩し 息殺し母性は夏の白日に伐(か)る
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炎昼…

2011-07-19 00:33:35 | Ich-Roman
人間の母乳はさむし 嬰児(みどりご)の声剥がされて ま昼傾(かたま)く
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夏海…

2011-07-14 01:06:53 | Ich-Roman
人妻のなかの「をんな」が息を吹く ま青の海に夏きらめいて
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mail…

2011-07-12 05:52:39 | Ich-Roman
青空に吸われるように抱かれたい きみの文字列 夏が耀(かがよ)ふ
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愛逢…

2011-07-10 01:51:30 | Ich-Roman
人妻の心をさくっと侵す風愛逢(めであい)月のをんな滴(したた)る
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