歌集春雷

生きることはイッヒ・ロマン(Ich-Roman)....
   

夏色…

2010-08-30 07:56:21 | Ich-Roman
少女子(をとめご)の眠りやすけし 日を浴みる夏やはらかにさびてゆくかな
コメント

赤糸…

2010-08-30 07:52:41 | Ich-Roman
願ふれば眸(まみ)閉じ給へをみなごよ さればやさしき胸の音はも
コメント

to be

2010-08-22 00:21:02 | Ich-Roman
熱き唇(くち)翳(かげ)らひそめし女ゐて 探し続くる「私」とは誰れ
コメント

it be

2010-08-18 14:44:12 | Ich-Roman
肩寄せてラブホを出づる足音の 平仄合ふも一つの掠奪
コメント

喰贄…

2010-08-16 17:27:38 | Ich-Roman
星一つなき夜(よ)の息を掠奪す 野性は贄(にへ)を見失はねば
コメント

眩光…

2010-08-16 16:59:20 | Ich-Roman
まひる日の明るさに圧され四肢合はす 真夏の性は甘酢ゆきかな
コメント

交感…

2010-08-11 17:27:54 | Ich-Roman
いひしれずこころ熱けしかくしげく 肉(しし)を愛(を)し合ひ夏は過ぎゆく
コメント

夏火…

2010-08-11 11:27:30 | Ich-Roman
あらあらとこころ剥がされ夏しきり青き炎(ほ)揺るるきみしりてより
コメント

下夏…

2010-08-06 09:15:11 | Ich-Roman
昼の果て解(ほど)かれぬまま夏行きて 男と女の残されし室(へや)
コメント

蠱惑…

2010-08-05 11:51:54 | Ich-Roman
噤(つむ)ぎたる唇吸へば投げつくる をんなの眸(まみ)の獣めきたり
コメント