歌集春雷

生きることはイッヒ・ロマン(Ich-Roman)....
   

Sodom…

2011-06-24 12:04:04 | Ich-Roman
背に回るきみの手のひらはや恋し ソドムの市の罪の子ぞわれ
コメント

帰生…

2011-06-23 13:06:49 | Ich-Roman
こしかたのいのち抱かれぬ 白髪のをんなさびしもいのち抱かせよ
コメント

再慕…

2011-06-23 11:32:21 | Ich-Roman
越え隔(へな)る月日がありて背に回る手のひらやさし年上のひと
コメント

坂道…

2011-06-22 10:05:21 | Ich-Roman
きみのにほひ落とせず帰る坂道を 三十路のをんなに風吹き抜ける
コメント

青女…

2011-06-16 23:45:28 | Ich-Roman
武蔵野の青女の胸に唇(くち)づけて 原罪の子の思春をはんぬ
コメント (1)

青眸…

2011-06-14 00:44:24 | Ich-Roman
青春の消へざる棘のごとくにも あをき眸(まみ)もつひとに会ふかな
コメント

思春…

2011-06-13 12:25:05 | Ich-Roman
眩しくも饑(ひも)じくもある思春期の あの日に還るきみの眼差し
コメント

夏菫…

2011-06-12 02:20:30 | Ich-Roman
細き腰もの柔らかくなりゆきをとどめがたかる夏は罪かな
コメント

白光…

2011-06-10 00:57:44 | Ich-Roman
白光のきみは愛(うつく)し昼まひる 夏草にほふその乳房はも
コメント

夏草…

2011-06-10 00:45:05 | Ich-Roman
をのこはも性に覚(さ)むれば日の下に 夏草にほふをみな抱けかし
コメント

戸片…

2011-06-07 00:34:51 | Ich-Roman
もう一度ふたりの戸片(とびら)開けたくて 女の胸が恋にそよめく
コメント

雨女…

2011-06-06 00:45:03 | Ich-Roman
雨の日は降り来る雨に抱かれたし、 不惑の女を掠(かす)めるように
コメント

昼顔…

2011-06-03 00:23:12 | Ich-Roman
ひるがほの横たふやうに尼僧(あま)の寝て 仄かに零(こぼ)るカクテルの香よ
コメント

野花…

2011-06-01 17:52:03 | Ich-Roman
野良着よりあらはにひらく白き胸 つひに名前を告げあはざりき
コメント

銀光…

2011-06-01 12:59:09 | Ich-Roman
藍染めのもんぺの下の濡羽色 顔埋めしを空が見てをり
コメント