歌集春雷

生きることはイッヒ・ロマン(Ich-Roman)....
   

忍恋…

2009-08-27 09:15:05 | Ich-Roman
忍ぶらもをんなのこころ かの日々のひとりを恋ひしをとめとなりぬ
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寂漠…

2009-08-26 23:00:50 | Ich-Roman
言の葉も肉(しし)も持(たも)てど おのが身は渇きたるまま生(あ)れてゆくかな
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暮色…

2009-08-26 22:56:18 | Ich-Roman
さびしさの充ちてしくるか夕ぐれに きみに目交(まみ)へぬかく日常の
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玻璃…

2009-08-23 13:48:13 | Ich-Roman
日に透ける玻璃(はり)に咲くかな はつか生(よ)の恋花車きみとわれとの
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星宿…

2009-08-21 17:41:17 | Ich-Roman
星宿の海はふたたび還らずも をんなのうへにひかり積ましむ
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心咬…

2009-08-16 14:08:50 | Ich-Roman
火にも似るをんなのにほひたへがてず こころ咬まれる夏のゆふぐれ
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花明…

2009-08-14 13:33:12 | Ich-Roman
目覚むれば傍ら温き朝なりき きみが活けたる花の明るさ
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妬心…

2009-08-14 13:31:31 | Ich-Roman
妻母の乳房のままに来たるかと 口に含めば憎くもなりぬ
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一夜…

2009-08-14 13:29:43 | Ich-Roman
晩夏(おそなつ)の一夜をかぎり 思ふまま抱(いだ)き合ひしか言葉少なく
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美映…

2009-08-14 13:26:59 | Ich-Roman
束縛を解きし四十路の愛恋に きみは美し今おのづから
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火蕊…

2009-08-01 11:58:19 | Ich-Roman
夜の底きみを抜けゆく肉叢(ししむら)の 火中(ほなか)で裂ける音を聞くかな
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