ロックン・ロール・ボランティアのみなさん、今週は仕事忙しいんで軽く一発。
ブログであまり書いた事は無いのですが、実はガキの頃からパンタのファンです。
一時期はファンクラブに在籍したほどでした。
私の友人のブログで、パンタのベスト選曲なんて企画をやられてまして、なる程素晴らしい選曲だと感心させてもらいました。
パンタが好きだと言う人は、それぞれ思い入れのある曲があるでしょうが、私もいろいろあります。
「裸にされた街」「スホーイの後で」「朝を呼ぶ男」・・・・・
そんな中で意外と埋もれているけど、強烈な印象が残った曲も。
アルバム「R.E.D.」に収録された「黒い虹」です。
「R.E.D.」はパンタが原作、脚本、監督、主演をも務める、架空の映画「闇のプロパガンダ」の、これまた架空のサントラという趣向でつくられたコンセプト・アルバム。
サントラというのを意識してか、いつもはギターを前面に出したアルバムが多いのですが、中山努のキーボードとプログラミングを前面に出した音。
そういう音がもしかしたら地味な印象を与えるのかもしれない。
比較的抽象的な詩が多いパンタですが、このアルバムは直接的な詩が目立ちます。
ギター中心な派手な音でない分、詩に使われる言葉がこちらにダイレクトに伝わってきます。
そういう意味で名作だと思っているのですが、過少評価されてるアルバムでしょう。
こんなアルバムの中でも、また目立つ事なく、アナログのB面最後から2曲目にそっと、しかし強烈な存在感を持って収録されてるのが「黒い虹」です。
たとえばです、今の若い人、中学高校生あたり。
そこらの人が日本のロックに興味を持つ時どんなバンドを聴くんでしょう。
どんな詩のロックを聴くんでしょうか。
どういう反応を示すかは別に、日本でロックをやってる人で、こんな詩を書いて曲を作り、レコードにする人もいるんだと教えてあげたい。
ロックなんて名前ばかりの若いバンドが多いからね。
詩を軽く書いてみましょうか。
間違いだらけの ラジオが時々拾うよ
何かの記念日 ひょっとしたら君の誕生日
雨上がりには 虹の橋がかかるけれど
黒い雨なら どんな色の虹だろう
いまのオレたちは 検問を避けて
HAND MADE のケーキ運んでるだけさ
No more no more no more Black Rainbow
驕り高ぶる しっぺ返しは高くつくぜ
No more no more no more Black Rainbow
笑わせるなよ 穴のあいたプラトニウムの
傘をさしてれば オレたちにはシェルター
いらないんだってさ
まるでスクリーン 眺めているようにオレたちは
血に飢えたカメラごしに Newsを楽しんでいる
ミサイル・サイロも砲弾の炸裂も CafeのJokeに終わる
過ちは 2度と繰り返しませんからと
今のオレたちは 明日のパーティーに
着ていく服を 考えているだけさ
No more no more no more Black Rainbow
38度線 火の粉が歴史を焼きつくす
No more no more no more Black Rainbow
甘い誘惑 地獄の罠に落ちたいなら
この橋を渡れ そして殺戮を
繰り返せばいい
このような詩、曲も凄くいいです。
写真にレコードと一緒に写っているのは、当時のパンタのファン・クラブの会報。
このレコードに関しての記事、パンタのインタビューが掲載されてます。
ノブ・オオタという人物のコメントも載っています。
彼はリザードに在籍した北川哲夫と、無限水路というバンドを結成していた人。
ある時期パンタのファン・クラブと彼は親しい関係を保っていました。
この後の頭脳警察の繰り返される再結成・・・・私は批判的な考えを持っています。
少し離れたところから見るようになったパンタですが、常に期待を持って注目しています。
ブログであまり書いた事は無いのですが、実はガキの頃からパンタのファンです。
一時期はファンクラブに在籍したほどでした。
私の友人のブログで、パンタのベスト選曲なんて企画をやられてまして、なる程素晴らしい選曲だと感心させてもらいました。
パンタが好きだと言う人は、それぞれ思い入れのある曲があるでしょうが、私もいろいろあります。
「裸にされた街」「スホーイの後で」「朝を呼ぶ男」・・・・・
そんな中で意外と埋もれているけど、強烈な印象が残った曲も。
アルバム「R.E.D.」に収録された「黒い虹」です。
「R.E.D.」はパンタが原作、脚本、監督、主演をも務める、架空の映画「闇のプロパガンダ」の、これまた架空のサントラという趣向でつくられたコンセプト・アルバム。
サントラというのを意識してか、いつもはギターを前面に出したアルバムが多いのですが、中山努のキーボードとプログラミングを前面に出した音。
そういう音がもしかしたら地味な印象を与えるのかもしれない。
比較的抽象的な詩が多いパンタですが、このアルバムは直接的な詩が目立ちます。
ギター中心な派手な音でない分、詩に使われる言葉がこちらにダイレクトに伝わってきます。
そういう意味で名作だと思っているのですが、過少評価されてるアルバムでしょう。
こんなアルバムの中でも、また目立つ事なく、アナログのB面最後から2曲目にそっと、しかし強烈な存在感を持って収録されてるのが「黒い虹」です。
たとえばです、今の若い人、中学高校生あたり。
そこらの人が日本のロックに興味を持つ時どんなバンドを聴くんでしょう。
どんな詩のロックを聴くんでしょうか。
どういう反応を示すかは別に、日本でロックをやってる人で、こんな詩を書いて曲を作り、レコードにする人もいるんだと教えてあげたい。
ロックなんて名前ばかりの若いバンドが多いからね。
詩を軽く書いてみましょうか。
間違いだらけの ラジオが時々拾うよ
何かの記念日 ひょっとしたら君の誕生日
雨上がりには 虹の橋がかかるけれど
黒い雨なら どんな色の虹だろう
いまのオレたちは 検問を避けて
HAND MADE のケーキ運んでるだけさ
No more no more no more Black Rainbow
驕り高ぶる しっぺ返しは高くつくぜ
No more no more no more Black Rainbow
笑わせるなよ 穴のあいたプラトニウムの
傘をさしてれば オレたちにはシェルター
いらないんだってさ
まるでスクリーン 眺めているようにオレたちは
血に飢えたカメラごしに Newsを楽しんでいる
ミサイル・サイロも砲弾の炸裂も CafeのJokeに終わる
過ちは 2度と繰り返しませんからと
今のオレたちは 明日のパーティーに
着ていく服を 考えているだけさ
No more no more no more Black Rainbow
38度線 火の粉が歴史を焼きつくす
No more no more no more Black Rainbow
甘い誘惑 地獄の罠に落ちたいなら
この橋を渡れ そして殺戮を
繰り返せばいい
このような詩、曲も凄くいいです。
写真にレコードと一緒に写っているのは、当時のパンタのファン・クラブの会報。
このレコードに関しての記事、パンタのインタビューが掲載されてます。
ノブ・オオタという人物のコメントも載っています。
彼はリザードに在籍した北川哲夫と、無限水路というバンドを結成していた人。
ある時期パンタのファン・クラブと彼は親しい関係を保っていました。
この後の頭脳警察の繰り返される再結成・・・・私は批判的な考えを持っています。
少し離れたところから見るようになったパンタですが、常に期待を持って注目しています。