ECHOES

Punk Rock Life

マーブル・シープ

2007-09-27 20:44:43 | Weblog
世の中の音楽状況に疎く、腰の重い私。
興味を持ちながらも素通りしちゃってるバンドは沢山あります。

マーブル・シープという日本のサイケデリック・バンドもそう。

最も興味深い日本のレーベル、キャプテン・トリップの代表でもあられる、松谷健氏が中心のバンド。
それだけでも気になる存在なわけです。

出るCDが全て興味深いレーベル、もちろん全てをチェック出来るわけではないですが、昨年の私のマイブーム、「エルドン」の紙ジャケは今も順番に聴き続けてます。

それと私の和みの場、サイケデリック・レコード・ショップ「ゴクラク」の店番、ミドリちゃんにこのバンド、何回か勧められました。

興味を持ちながらも聴いてなかったマーブル・シープ、だったわけです。

先日、私が親しくしてもらってる友人が、マーブル・シープのメンバーの方々と呑みに行かれたそうで。
あ~、そういう関係だったんだと、そういう事があると早速CDを聴いてみたくなるんですね。

んで、発売後しばらく経った、「リュウグウノツカイとルビーのバラ」というCDを買ったわけです。

サイケデリックとか、なんとかとか、色々枠にはめると、バンドの性質が想像しやすくなるのだろうけど、あまり関係ないですよね。

俺なんかがガキの頃、はじめてロックを聴いた時に、ああ、このバンドはヤバイ雰囲気を持っているなと思ったり。
実はそういう雰囲気に憧れたわけだけど、そんな感覚を思い出させてくれる音でした。

パンクとかが出てくる以前の、ヤバイ雰囲気を持ってたバンドの匂い感じるロックン・ロール。

理屈なんて不必要、出来る限り大音量で、体で音を感じてどっかに行ってしまう音楽。
単純に気持ちの良い音ってやつです。

少し慣れたら「ゴクラク」に残ってる音も仕入れて、体にぶち込んでみましょう。
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Gheee

2007-09-26 19:11:03 | Weblog
夏の間ロックに興味を無くし、ほとんど家のステレオの電源入れなかったわけですが、車の中ではチェンジャーのCDを順番に聴いてました。

時々チャンジャーのCDを交換するわけですが、1ヵ月半ほど車に入れっぱなしだったのがこのCD。
近藤智洋さんがメンバーとして参加した「Gheee」です。

彼のアルバムを聴いて、発する言葉に自然に体内から湧きあがるビートを感じるなんて事を書きました。
バンドのギタリスト、ヴォーカリストとして参加のこのアルバム、体内ビートをもっとはっきりと体感させてくれます。

歌詞が全て英語という事もあり、イギリスあたりのギターロックを思わせる音。

音はスマートに聴こえるけど、オマケのDVDで垣間見る事の出来るライブの様子は、もっとゴリゴリした荒っぽさもあり。
優しそうな雰囲気持つ近藤さんの荒々しさ、その落差がまた魅力。

欲を言えば、近藤さんのソロから聴き始めた私は、もう少しストレートな近藤さんの歌を「Gheee」というバンドの中で聴いてみたいかな。

横浜FCの試合中心の週末を過ごす私、グレープフルーツムーンでの近藤さんの生歌から遠ざかってるけど、このCDを聴いていると逆にソロ聴きたくなります。

ソロと「Gheee」、全く違う音楽に聴こえるけど、どちらもまぎれも無く近藤智洋。

行こうかな、グレープフルーツムーン。
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METABOLIST

2007-09-21 21:13:38 | Weblog
この数年、音楽雑誌なんてものに全く興味を失ってます。


目新しい若いバンドに興味が無いし、雑誌の提灯記事読んで、無駄なCD買わされるほど若くも無い 苦笑。


CDのリリース情報も、ブートも含めてネット眺めてるだけで間に合うし。


雑誌を参考にしなくても、毎月退屈しないだけのCDは買ってるんで、必要はないわけです。


だいたい雑誌のインチキ記事より、友人の書いてるブログ読んでた方が良いCDに巡り会える。


「METABOLIST」なんてバンドのCDもそう。

私は全くノーチェックでしたが、友人の日記見て興味が湧いたわけです。


80年代初頭、パンクが一段落した頃イギリスから現れたバンドだそう。


This Heatあたりを想像して下さい。

それを持っと荒っぽくした感じ。

ヴォーカルとギターの中心人物は、それよりもさらに、壊れてるようで、ヴォーカルというより呪術的な唸り声あげちゃてます。

実際に頭は壊れてしまい、引退してしまったそうです。


This Heat、ポップグループが好きならハマります。
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Velvet Underground/Boston Tea Party1969

2007-09-16 16:53:44 | Weblog
今日あたり、暑いながらも空はすっかり秋空で・・・

最近、少しは音楽を聴いてみたいと思うようになってきました。

この1ヵ月半程、正直まともにCDやレコードのたぐいを聴いていません。
とは言っても気になるCDは買っていて、結果、未聴のCDの山が出来ています。
少しずつ山を切り崩しはじめたわけです。


ブートレッグの面白さですが、オフィシャルで出される事の無いライブ音源や、スタジオ没音源などを聴けるという事。

そんな中でも音のバランスがあまりに悪くて、一般的には質の悪い音、聴くに耐えられない音もあるわけです。
しかしそれが逆効果を生み、そのバンドの大きな魅力の一部を強調し、バンドの核心の部分が見えちゃったりする事があるから不思議です。

Velvet Underground、1969年、Boston Tea Partyでの4回のライブ音源をまとめたブートレッグ。
その中の3月15日の音源、通称「GUITAR AMP TAPES」と呼ばれ、VUのファンの間では有名な音源です。

ルー・リードのギターアンプの真ん前にカセット・レコーダーを置き、録音されたというこの音源。
大音量のルー・リードのギターの音に他の全ての音は蹴散らされ、ノイズの塊と化したギター音以外はほとんど聴こえないという代物。
もちろんヴォーカルも微かにしか聴こえません。

もちろんこんな音が正規に出る事はありえません、たぶん。
最近は何が出てくるか分からないですからね(苦笑)。

ところがこの音源、先に記したようにVUの魅力の大きな要素、ルー・リードの破壊的のギターをヴォーカルや他の楽器に邪魔される事なく(爆笑)、堪能できる仕組みとなってるわけです。

この音源を聴いていて頭をよぎるのが、日本のカルト的なバンド、裸のラリーズだったりするわけですね。

秋は深まり音楽に興味は向く、横浜FCは非常に厳しい状況に陥りました。
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Willy Deville/Victory Mixtur

2007-09-05 06:04:36 | Weblog
ジョニーサンダース、リチャードヘルと同じように、ニューヨーク地下から、ニューオリンズの地に憧れを持っていたのが、CBGBライブにも収録されたミンクデヴィルのフロントマン、ウィリーデヴィルでした。


彼も、リチャードヘルと同じように、現地に赴きレコーディングをします。

それが初のソロアルバム、この「Victory Mixture」です。

ミンクデヴィル、元々がR&B、ソウルなど、ルーツミュージックの香り漂うバンドだったので、リチャードヘルとは違いドンピシャにハマるんですよね。

リチャードヘルのように、パンクロッカーがそのまんまニューオリンズのミュージシャンとセッションするという、スリリングな違和感は少ないです。


ただ不良が現地でルーツミュージックやってきたぜ的なカッコよさ、わかります?
そんな雰囲気溢れるCDです。

普通の優等生バンドのお兄ちゃんがやっても、この味は絶対出ないんですよ。

パンク通り抜けて、未だにそういう世界から抜け出せないダメな大人、そういう人にはおすすめです。

最近のアコースティックトリオでのライブってのも同時に購入したんですが、そっちハマり過ぎてしまい、パンクの香り感じずでした。

パンクの香りより、キツい体臭が・・苦笑。

キライではないけど、日本人にはウケないでしょう。
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Kip Hanrahan/Coup De Tete

2007-09-01 11:15:04 | Weblog
54年、ブロンクスに生まれたKip Hanrahan。
アイリッシュの父とユダヤ人の母を持つ彼の周辺は、色々な人種の人達と音楽が溢れていたそう。

そんな彼が選んだ楽器と音楽はラテンパーカッション、コンガ。

同じニューヨークの地下に生息していても、関わりを持たないアーティストもいれば、深い関係を築くアーティストもいたそう。

階級や住むゲットーの位置などが理由だそうですが。


彼の最初のレコードがこの「Coup De Tete」と題されたもの。


このレコードが出たのは81年、私はおそらく少し後、83、4年頃に知ったんだと思う。


多分、新宿レコードあたりで、ニューヨークパンクの括りの中から見つけたはず。


印象的なメタリックなジャケと、興味深い参加メンバーで購入しました。


もちろんキップ・ハンラハンなんて名前は知らないわけで、その他のメンバーも知らない名前が多いけど、知ってる名前にただならぬ予感を感じたわけです。


アントンフェアー、チコフリーマン、ビルラズウェル、フレッドフリス、テオマセロ(知ってますよね?)、アートリンゼイ。


ニューヨーク地下の影の顔役ばかり。


もちろんキップのラテンパーカッションとヴォイスがメイン、それに控えめだけど確実に個性を発揮するメンバーが絡むわけ。


ラテンというと一般的には熱い音楽を想像するだろうけど、ここで繰り広げられるセッションはあくまてクール。


曲ごとにメンバーは変わりますが、ほぼ全編に参加するアートリンゼイのギターのカッコよさ!


SACD盤が出ていて買いましたが、あえてマルチチャンネルにせずにステレオのみの収録。


SACDのホントの生かしかたを知っている。


元々音の良い盤ですが、素晴らしさ音質に仕上がってます。

まだ、SACD盤2枚出ているそうで、楽しみはまだ続きそう。
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