ECHOES

Punk Rock Life

眠ります

2015-06-30 04:48:49 | Weblog

当ブログ、5月に10年を超えたのですが、その直後に仕事上のトラブルが起きまして、今もまだ尾を引きまともに音楽を聴く気持ちになれない日々。

もしかしたら人生の岐路かな、なんて思ってます。

音楽を楽しめないわりにレコードを買ってきてたりはするのだけど、しばらくお休みすることに決めました。

どの程度になるかわかりませんが、仕事が落ち着いて、レコードやCDの事を書いてみたいと思うまで眠ります。



London Cowboysの中古レコード

2015-06-12 20:38:36 | Weblog



ORKのシングルボックスに入っていたIDOLSをベースに発展させたバンド、London Cowboysのここ最近に買っていて中古レコード2枚です。

以前処分してしまったレコードを中古で見つけては買う、終わりが近づいたロック好きおっさんの人生終盤の行動パターンですね。

On Stageは、スタジオ録音では音をポップに仕上げがちのバンドのホントの姿をうかがい知ることが出来る1枚。

パンクを通り越した視線でニューヨーク・ドールズやジョニー・サンダースのロックを受け継いだバンド。

ジョニー・サンダースの2回目の来日にはギターのバリー・ジョーンズがバックを務めたり、このアルバムにはジェリー・ノーランが参加していたりすることも、伝統継承を感じさせるのです。
ドールズもやっていたShowdownをグッとパンク寄りのアレンジでカヴァーしたりもしている。

このライブが出る直前に来日もしていて、その時のライブもすごく印象に残っています。
レコードのインナーに来日した時の写真も使われていたりもする。

Long Time Comingはベスト的な編集盤。

各セッションに参加してるメンバーも豪華で、トニー・ジェイムス、テリー・チャイムス、グレン・マトロック、それにマイケル・モンローがサックスでクレジットされたりしている。

レコードはあまり見かけないけど編集盤のCDは出回っているみたいなので、ニューヨーク・ドールズやジョニー・サンダースが好きな人は必携だと個人的には推します。


Ork Complete Singles

2015-06-08 20:45:31 | Weblog



RSDでリリースされたOAK RECORDSのシングル・ボックス。
75年から79年にかけてリリースされた全16枚の7インチを復刻、ボックスに収めたもの。

高額物件ということもあって、完全に見送りのつもりだったのだけど、この中の半数の7インチが復刻されて、目の前に2000円で売ってたら間違いなく買うであろう事を思うと、もしかしたら高くはねえじゃんなんて思ってからの行動は早かった。

ただ、自分が思っている伝説のORK RECORDSのイメージは、やはり最初の2枚、TelevisionとRichard Hellに尽きるので、そのイメージとかけ離れてしまうバンドがあるのも確か。

逆にはじめて聴いたレコードが素晴らしくて何回もリピートしたり、それもこういう企画の面白さでしょう。

以前友達が入手して羨ましいかったRichard Lloydのストーンズ・カヴァーも嬉しいし、そのRichard LloydがプロデュースしたThe Erasersの7インチはゾッとするほどいかしてる。

London Coyboysの編集盤で聴いていたIDOLSも大好きな曲。

Dead BoysのCheetah Chrome の7インチは聴いてなかったので嬉しい。

宝石箱を開く感じで楽しんでます。


SONICS / THIS IS THE SONICS

2015-06-04 19:36:13 | Weblog


実は昔のアルバムは持ってなくて、ナゲッツや他のコンピで断片的にしか聴いていないソニックス。

48年ぶりのオール・スタジオ録音のアルバムが出たと聞いても、あ、そーなんだ、程度の気持ちだったわけです。

だがしかし、チラッと試聴をしてぶっ飛びました。
す、すげえかも。

なんとオールモノラル録音、ジャケに大きくMONOと記されている。

迷わずヴィニールを選びモノラル・カートリッジで聴いてます。

今のメンバーの写真を見ればそれなりの年齢を感じるのだけど、アルバムを聴くぶんにはそれを全く感じさせないエネルギー。
若い頃の発掘音源といわれたら信じると思う。

大音量で聴くしかねえって感じ。


Easy Actionからのリリース

2015-06-02 20:38:15 | Weblog
ロックの重箱の隅をつつくようなレーベル、Easy Actionからリリースされた2枚です。


まずはIggy PopのCalifornia Hitch-Hike

1979年サンフランシスコで、ブライアン・ジョーンズやグレン・マトロック、パティ・スミスのバンドにいたアイバン・クラールといったパンク色の強いメンバーと行ったツアー。

以前Easy Actionから出たWhere the Faces Shineというボックスに数日違いの音源が収録されていた。

そのボックスを聴いた事がある人ならピンとくるでしょう、ブートまがいの音ではある。
だか、しかし、このメンバーでの音源ならもっと聴いてみたいという人はいるだろう。
そんな人のためのリリース。
豪華(笑)スリップケースを開けると当時のフォトセッションのカードや、ステージ写真が満載。

それを眺めながらこのメンバーでの演奏を聴く、それでいいのだ。



イギーの79年のツアーに参加したBrian Jamesの新録音、The Guitar That Dripped Blood

大手のレーベルでは手を出しにくいバンドをレコーディングさせてしまうのもEasy Actionの漢気。

数年前にレコーディングしたアコースティックギターでのブルースアルバムは少しだけ首を傾げてしまったのだけど、ダムドのオリジナル・ギタリストの面目を保つロックンロール・アルバム。

アルバム1曲目にはデッドボーイズのギタリストCheetah Chromeも参加。

みなさんが想像するとおりの音です。

さて、Easy Action、ジョニー・サンダースのあれもリリースされたようで、発送完了メールが届きました。

DRY & HEAVY /IN TIME

2015-06-02 20:00:58 | Weblog

DRY & HEAVYがアルバムをレコーディングしてると聞いて、Black Smokerから出たサイケ度の高い12インチを期待しつもそれはないだろなあ、と、思っていた。

出来たものはインストのレゲエ・カヴァー集といった趣きのもの、もちろん内容は素晴らしく気持ち良い音。

最初にヴィニールをオーダーしておいたのだけど、先行してリリースされたCDはヴィニールの倍の16曲収録。
タワレコにオーダーするとさらに1曲入りのCD-Rがついてくる。

けっきょく手元にはCDとヴィニール両方がある始末。

ヴィニールは単純にCDから曲を抜粋しただけでは当然なくて、CDに収録の曲をヴィニールように再構築。
もちろん、低域音の充実は言うまでもなく、CDを聴くのとは違う楽しみがあるのです。