ロックの重箱の隅をつつくようなレーベル、Easy Actionからリリースされた2枚です。
まずはIggy PopのCalifornia Hitch-Hike
1979年サンフランシスコで、ブライアン・ジョーンズやグレン・マトロック、パティ・スミスのバンドにいたアイバン・クラールといったパンク色の強いメンバーと行ったツアー。
以前Easy Actionから出たWhere the Faces Shineというボックスに数日違いの音源が収録されていた。
そのボックスを聴いた事がある人ならピンとくるでしょう、ブートまがいの音ではある。
だか、しかし、このメンバーでの音源ならもっと聴いてみたいという人はいるだろう。
そんな人のためのリリース。
豪華(笑)スリップケースを開けると当時のフォトセッションのカードや、ステージ写真が満載。
それを眺めながらこのメンバーでの演奏を聴く、それでいいのだ。
イギーの79年のツアーに参加したBrian Jamesの新録音、The Guitar That Dripped Blood
大手のレーベルでは手を出しにくいバンドをレコーディングさせてしまうのもEasy Actionの漢気。
数年前にレコーディングしたアコースティックギターでのブルースアルバムは少しだけ首を傾げてしまったのだけど、ダムドのオリジナル・ギタリストの面目を保つロックンロール・アルバム。
アルバム1曲目にはデッドボーイズのギタリストCheetah Chromeも参加。
みなさんが想像するとおりの音です。
さて、Easy Action、ジョニー・サンダースのあれもリリースされたようで、発送完了メールが届きました。