ミック・テイラーにイアン・マクレガンをメンバーにした84年のツアー・リハーサルと同時に発売された、6月19日のローマでのライブ・ブートレッグ。
サウンドボード音源ということで飛びついたのですが、少々バランスが悪いんですね。
このツアーのキーマンになるのがミック・テイラーだと思うのだけど、よりによってそのミック・テイラーのギターがオフ気味。
引っ込んでしまっているのです。
リアル・ライブを聴いている人はよくわかるであろう、1曲目のハイウェイ61のテイラーのギターがあのライブ・アルバムを印象つけているなと。
この音源、ハイウェイ61でのミックテイラーのギター、ほとんど聴こえません。
ここでテイラーなんてところでスカされてしまう。
そんなところがこのタイトルの決定的な欠点ではあるけど、他の楽器やディランのヴォーカルはよく聴こえ演奏も好調。
中盤からはレベルが低いながらもテイラーのギターも聴こえるし、聴き終えてみれば良かったなと思えてしまうのだけど、その点だけ(笑)
なんてタイトルでした。