昔は親が聴く懐メロなんてダサくて感じたものだけど、最近は自分も懐メロばっかり聴くようになっちまったなあ。
都合で処分しちゃった昔のレコードを中古で見つけると嬉しくなって買ってしまう。
売ったものをまた買って無駄な事をしてるって?
同じレコードで生きてる間に2回もドキドキ出来るんだから得なんじゃないの。
俺が買って来るのなんてそれほど高くないしな。
London Cowboysの唯一のスタジオ・フル・アルバムのAnimal Pleasureもそう、中古で昨年見つけて買い直した。
以前取り上げたライブや編集アルバム、編集CDもあるけど、スタジオ・フルはこれだけ。
元アイドルズの2人、ヴォーカルのスティーブ・ディオール、ギターのバリー・ジョーンズが中心で、ドラムやベースは入れ替わってるけどけっこうなメンバーがやってる。
このアルバムではドラムがクラッシュのテリー・チャイムス、ベースがジェネレーションXのトニー・ジェイムス。
来日してツバキ・ハウスとモリハナエビルでライブをやった時のドラムはジェリー・ノーランだった。
最高にかっこいいライブだったし、同時代的にこのバンドを知ってる人は思い入れ思い出が強いはず。
もちろんこのアルバムも最高に好きだけど、日本では今や忘れられた存在。
ジョニー・サンダースやニューヨーク・ドールズが好きだって言い張るならこんなバンドにも興味もってね。