S邸、ほぼ完成いたしました。
外観は和の住宅ですが、
内部は平面的にも立体的にも
変化にとんでいて面白い家です。
台所から浴室まで一直線。
家事動線が最短です。
4.5畳の和室あり。
2年かけてコツコツと仕上げた住宅です。
昨日、市の要請により被災住宅を廻り、
相談を受けてきました。
どの家も屋根瓦、特にグシが落ち無残な
状況でした。
昭和56年以前の住宅が被害が大きいようです。
年金暮らしでどうやって補修したらよいかと、
話していましたが無力な自分たちには応える
術もありません。
擁壁で囲まれた土地の上に立つ住宅については、
擁壁自体が割れていました。
盛土をした場所については何かしら影響が
出ています。
屋根を治すにしても瓦屋さんでは材料が無く、
お手上げ状態です。
しかし、大きく傾いたり柱が折れたりしていないだけ
まだ救われます。
自分たちが廻って、大丈夫ですよ。と話してあげるだけでも
皆さん、だいぶ落ち着いた様子でした。
話は変わって、
都心方面ではスーパーで水が売り切れ状態らしいです。
この前石原都知事が水道水を、うまい。と飲んでなかったっけ。
家の嫁の友達の娘さんが都内に住んでるらしいのですが、
トイレットペーパーが手にはいらないといって、
サンユーストアーで買ってこっちから持っていったらしい。
都内で品不足になるとは考えられないんだがなあ・・・・・
住宅エコポイントの申請開始。
エコ住宅、エコリフォーム、バリアフリー工事に上限30万ポイント。
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贈与税の非課税枠拡大。
現行500万から1500万に拡大。
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フラット35Sの金利が年1.0%引き下げ。
省エネ性などに優れた住宅に拡大。
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建築確認手続きの大幅な運用改善。
審査期間70日の半減を目指す。
違反設計等に対する処分徹底。
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住宅瑕疵担保保険で安心に。
欠陥住宅問題に対応した制度。
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景気拡大に前原さんが動き出したようです。
特にエコポイント、注意しなくてはいけません。
エコ住宅の新築においては、エコポイント申請の際に
添付書類としてエコポイント対象住宅証明書が必要になります。
ですから設計の段階から検討しておかないと、結局30万Pもらえない
なんて事になってしまいます。
設計者さんとよく相談する事をおすすめします。
緩和の内容が見えてきました。
令20条、4号建築物において、
既存部分については
・釣り合いよく体力壁を配置する事等の
基準に適合すれば、構造計算は不要。
とのこと。
増築面積=既存部分/2以下に限る。
この文章の通りなので、金物などについては
入れなくてもいいと言う事のようです。
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緩和においては歓迎しますが、
現場は振り回されます。
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