どっこいしょ・よっこらしょ

70歳を過ぎた爺さまの「日常・楽しみ・喜び・幸せ」なこと

虎御前

2012年01月22日 12時06分10秒 | 訪ね歩き
以前、話しに聞いた「虎御前の虎ケ石」の事を思い出して訪ねて
みました。

長野市の善光寺の近くに、「虎ケ石」と呼ばれる一抱えほどの
石が奉られており、「曽我物語」の曽我十郎の愛人であった
虎御前にまつわる塚との説明があります。

「吾妻鏡」には、尼となって一生を十郎の菩提を弔う決心をして、
遊女「手越の少将」と諸国霊場巡拝の旅に立ちました。
信濃の善光寺に詣でた二人は、善光寺の南東に庵を結び庵の近くに
大きな石を据えて、曽我兄弟の菩提を弔ったそうです。
この石が虎ケ塚と呼ばれる物との事です。

諸説伝承が有って、虎御前は此処で死ぬまで過ごし、虎ケ石は
虎御前の墓との言い伝えもあるようです。

調べて見ると結構「虎御前」のお墓は全国各地に散見されます。
琵琶法師やごぜさんの語りが、地域に根付いたのかもしれません。

愛した人の菩提を弔うため、「諸国霊場巡拝の旅」に起ち、享年
53歳とも伝えられております。

虎御前の塚は、永い歴史の移り変わりの中で何を見て来たのか興味が
増した訪ね歩きとなりました。
 私の菩提は・・・・・。考えない事にします。











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