
新型コロナウイルス感染症の蔓延に、私も少なからず神経質になっている。他国では変異性も出てきて、日本には、英国帰りの人や南アフリカ帰りの人から発見されたというニュース。
その様な中、電車に乗った。日中の車内は椅子席が殆ど空きのない程度。椅子に掛けて目を閉じていたが、ふと目を開け真向いの席を見ると、マスク姿の若い女性の隣にマスク無しの若い男性がいた。車内を見渡すと、その男性以外の人々はシッカリとマスクをしている。
新型コロナウイルス感染症の脅威には、三蜜や手指消毒やうがい、マスク着用や換気、他者との距離などなど。毎日のように、実行することが予防策と言われてきた。中でもマスクは一番の予防になると思うほど。
ふと、「マスク警察」という言葉が浮かんできた。私の心にもその部分らしい感情があることに気づいた。もしかして、出かける段になって手持ちのマスクが無かったのか? 電車に乗るまでの間に購入するチャンスが無かったのか? それとも、若者は罹っても軽く済むとか言われた時期があったが、それを真に受けて、自分は若いから大丈夫だぁ・・・とでも思っているのか? でなければ、持っていないなら、私の予備に持ち歩いている不織布マスクがあるから、「どうぞ」とでも言って差し上げようか? 等々、自分の気持ちと問答した。
その若者は、何にも気にすることも無いように、隣の女性とスマートフォンの画面を見ながら、終いには、歯茎を見せて笑った。
乗換駅になった。私の脳裏にはあの若い男性がこびりついている。
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