紫陽花記

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冬季ダンスパーティー

2021-12-12 08:32:28 | 「とある日のこと」2021年度


2021/11/28(日)晴れ。アキラ氏の冬季ダンスパーティーに参加した。
会場はいつものアキラ氏のホール。総勢40名ほどだろうか、丁度良い混み具合である。
11時半開始。初めに今日のスタッフ7名の紹介。手際よい進行係はアキラ氏のパートナー。フリーダンスタイムと、そして、トライアルタイムとデモンストレーションタイムを交互にして、16時ごろ閉会の構成。アキラ氏とスローホックストロット。K氏とワルツをデモる。大盛会。
スタッフの皆様にはお世話になり感謝感謝。楽しい1日でした。ありがとうございました。

半年がかりの体調管理とレッスン。レッスンの必要性は、自己流を防ぐことと基本に立ち返ること。踊ることに慣れること。お蔭様で、私の力量いっぱいで踊れた気になっている。御年ン歳の体力はまだ大丈夫のようだ。この先どれだけの間踊っていられるか? 体力と柔軟さをキープして挑戦を続けていきたい。ダンスの効用は健康に良いと広く知られている。
 当日、午前3時40分に目覚めた。もう少し寝たいところだが、8時38分の電車に乗る予定。身支度に時間がかかる。ドレスをスーツケースに入れる。靴やらベルトやらアクセサリーやら、忘れ物の無いように点検する。化粧をする。特別な化粧ではない。今回に合わせてドレスを購入。言い訳として、健康維持に必要な出費としているもの。
 電車は最寄り駅からS駅へ。4路線を乗り継いで行くのだが、何度行っても二つ目の乗換駅で迷う。乗り換え時間の短いことと、不案内な駅構内で戸惑ってしまう。この日も迷い予定時間より20分以上遅く会場へ到着。次回は、また半年後。元気で居たいものだ。




コロナ禍の舞踏会夏マスク

2021-06-27 06:34:08 | 「とある日のこと」2021年度
 6月20日(日)曇り
アキラ氏の夏季ダンスパーティーに参加。30人余の参加者。
コロナ禍の会なので、マスク着用と、手指消毒や換気などの感染予防対策を考慮した上のパーティー。
本日のプログラムは3部に設定。フリータイムを経て、一部からデモンストレーション、トライアル、フリータイムという順番で進行。
今回もアキラ氏のパートナーが司会進行係を手際よくこなしてくれました。こういう縁の下の力持ちが居ることに感謝です。
スタッフの皆さんは、それぞれ個性的で力強いリーダーと、しなやかな美しいパートナーです。
ゆったりの曲から軽やかな曲まで・・・非日常の空間に、コロナ禍のストレスや諸々の事柄をも忘れさせてくれました。
私自身は、ソシアルダンスをヨチヨチながらも踊れたことに感謝。

同じ年齢の人と比べると、身体の柔軟さや運動量の多さにはまだ自信がある。とは言え、年齢というものは正直でもある。
デッキ工事が終わった翌日に、乱れた庭の整備に1日かかった。その疲れが解消しないまま、翌日は、予定してあったホールへ踊りに行き、そして、その翌日のパーティー参加。歯茎が腫れるほど疲れ切ってしまった。
身体の疲れが取れるまで2,3日思考力が動かなかった。
はてさて、毎回の如く、次回の参加が出来るのかとの思いに至る。


本日のスタッフダンサーさんたち
静止画を取り損ねるくらい楽しくて、下3枚は動画から取り込みましたので、不鮮明です。ごめんなさい。


アキラ氏パートナー


K氏と太郎ママ


アキラ氏と太郎ママ



ワクチンの筋肉注射ビビる夏

2021-05-18 11:49:28 | 「とある日のこと」2021年度



 4月9日(月)午前8時半から、電話・インターネットでの新型コロナウイルスのワクチン接種予約が始まった。時間キッカリに掛けた電話は「只今混み合っていますので、しばらくしてからおかけ直しください」というアナウンスが聞こえるばかり。ネットで接種予約サイトへアクセスしても、「サーバーの不具合で」となって、どちらも繋がらない。
この日は、出かける予定になっていたので、テレワーク中の息子に頼んで家を出た。夕方戻ると、午後にネットで予約できたとのことだった。他の自治体ではどこも電話もネットも混み合って予約できないという苦情が多発していた。

5月17日(月)小雨。予約していた、M整形外科医院へ、予約時間の午後4時に入り、少し待ったうえでコロナワクチンを打ってもらった。接種後の15分間の様子見を経て家に戻った。少し神経が高ぶってはいたが、大きく体調を崩すまでにはならない。その夜の入浴は、時間を短縮して済ませた。

一夜明けて目覚めると、接種した左上腕が痛い。注射は気づかないほど痛みはなかったのに、体内にコロナウイスワクチンという異物が入ったことで、接種部分の筋肉が固くなり、痛みを伴っている。大きく異反応が起きることもなく済んだことに一安心である。2回目の接種後はどうなるか不安ではあるが、これで、新型コロナウイルスの脅威から少しは逃れることが出来たのではないかと思う。

東京や大阪では、自衛隊の医療従事者の働きで、大型接種会場が開設され、申し込みが始まった。少し遅いと思う日本のワクチン接種。少しでも早く希望者全員に届き、暮らしやすくなることを願いたい。まだまだ暫くは今まで通りの感染予防策を続けるのは勿論のことだが。


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コロナ禍の子作り

2021-04-22 11:08:25 | 「とある日のこと」2021年度


 週一程度踊りに行っている。体調は万全とは言えないが、それはそれ加齢のせいだと理解している。
踊りに行っているホールのダンサーたちは、アルバイト大学生から70代の男性まで。一番多いのは働き盛りの3,40代。その中の現在30歳のR氏は、時々チャーターすることが多い。R氏は3歳になる女の子の父親。少年のような身軽さで、どのお客様にも分け隔てなく踊ってくれる。偶に休憩する時は客の間に腰をおろすことがあって、日常茶飯事の会話をする場合がある。先日も同じような隙間の時間に、「コロナで僕の仕事が減ったので、もう一人子供が欲しかっただけど、一人でも育てるのが大変だからと、話し合って子作りを諦めたのよ」と言った。昨年の新型コロナウイルス感染症の感染者増加で、緊急事態宣言が発出された後、一斉にダンスホールが休業になった。また客も踊ることを止めた。個人事業者という立場のダンサーたちには、極端に仕事が減った。R氏は、「子供が二人いたら二人で遊ぶでしょう。本当は二人欲しいんだよね」と言った。

 私は子供が二人だったが、残念ながら障害者の長男は養護学校の寄宿舎暮らしが長かった。そして高校卒業と共に、身体障害者施設に入所。そして、体調を崩して亡くなった。次男は一人っ子のような環境でとても寂しかったようだ。次男の口から聴いたのではないが、それを知った時は、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

私は、「もう一人居るといいよね」との言葉は出せなかった。現在の不安定な世情。無責任な発言だと飲み込んだ。コロナワクチンは、いつ全体に行き渡るだろう。待たれる。


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陽光桜の公園

2021-04-07 08:25:52 | 「とある日のこと」2021年度


  早咲きの陽光桜を見に行った。この日は運動公園の休日。正門は閉じられていた。来た道を戻り「防災センター」のある堤防へ向かった。防災センターは運動公園と隣接している。ここから運動公園方面へ行くことが出来る。堤防の反対側の河川敷に牧場がある。厩舎では、ポニーや引退した競走馬が居て若い女性が世話をしていた。

 以前、喫茶店を閉業した後、15カ月、タウン誌「とう○○」の記者をしたことがある。この付近一帯で何かのイベントが開催された時に、取材がてら引退した競走馬の引き馬に乗ったことがある。乗って馬が歩き出した途端、「あれ、運のいい人ですぇ」と手綱を引いていた男性の声がした。馬が動きを止め、「ドドドドッ、バシャバシャ」と音がして、馬が大量の糞をした。

思い出の中の匂いが蘇ってきた。あの時は馬の背が高いのに驚いたものだったが、あの時以来、馬に跨って走りたい欲望を今も持ち続けている。今生では絶対成しえない望みである。陽光桜は12分咲。満開を過ぎていた。じっくりと眺めながら歩く。この運動公園には、全部で50本位は植えられているようだ。地元の緑化活動グループ「イ○○の会」の植栽と看板があった。

 自転車のおじさんがゆっくり行く。後ろに白い大型犬と黒い大型犬が、1m程の綱で繋がれていた。おじさんと犬たちの間には綱は無い。黒犬は老いているように見える。白犬は黒犬の介護でもするように寄り添っている。「待て、そこで待っていろよ」と、おじさん。おじさんは自転車で陽光桜を眺めながら走る。それを見送った黒犬はその場に寝そべり、白犬は、その傍に立ち止まった。私の脚も止まった。

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