●〔62〕斎藤貴男『経済小説がおもしろい。-日本の未来を解く30冊-』日経BP社 2001 (2004.09.29読了)
読書欲をそそる本でした。
「当時は評論家の佐高信さんがよく経済小説論を書いていて、それを手引きに本を選ぶことが多かった。」(p.6)
私も佐高信の本を読んで、何冊か経済小説を買ったり読んだりしました。
最後に紹介されているのは、ジョージ・オーウェル『動物農場』。一応経済小説としてこじつけて紹介していますが、著者の趣味を強引に押し付けている感じで、なかなか楽しいです(笑)。
斎藤貴男は『ダカーポ』の時評を魚住昭、目取真俊と交代で書いています。楽しみに読んでいます。
経済小説でいろいろ検索していたら、以下のページを見つけました。
※東京経済大学・堺憲一教授のページ