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《読書》森見登美彦『恋文の技術』ポプラ社

2009-12-26 06:16:15 | 読書
●〔78〕森見登美彦『恋文の技術』ポプラ社 2009(2009.08.20読了)

○内容紹介
京都の大学から、遠く離れた実験所に飛ばされた男子大学院生が一人。無聊を慰めるべく、文通武者修行と称して京都に住むかつての仲間たちに手紙を書きまくる。手紙のうえで、友人の恋の相談に乗り、妹に説教を垂れ―。ほろにが可笑しい新・書簡体小説、誕生!男なら、いや女でも、書きたまえ、送りたまえ。

 大変面白く読むことができました。うまいな~。

 ワープロも電子メールも無い時代、結構手紙を書いていました。男としては筆まめな方だったでしょう。
 友人と本の紹介をする手紙を交わしていた時期もありました。
 ある手紙(1985.04.18付)では「手紙の本」特集ということで、以下のような本を紹介しました。

○ボクの音楽武者修業,小澤征爾,,新潮社,新潮文庫,1980
○あしながおじさん,ジーン・ウェブスター,坪井郁美,福音館書店,,1970
○十二人の手紙,井上ひさし,,中央公論社,中公文庫,1980
○恋文-甦れ“ときめき”焦がれよ“こころ”-,アントニア・フレイザー(編),吉原幸子,三笠書房,,1984
○人生読本 手紙-一筆啓上 火の用心 ダイヤルまわすな 手紙かけ-,中村眞一郎・他,,河出書房新社,,1979
○錦繍,宮本輝,,新潮社,,1982
○手紙歳時記,佐佐木幸綱,,TBSブリタニカ,,1980
○チャリング・クロス街84番地-書物を愛する人のための本-,ヘレーン・ハンフ(編著),江藤淳,中央公論社,中公文庫,1984
○ラヴレターにご用心-手紙ミステリ傑作集-,小鷹信光(編),,大和書房,,1984
○貧しき人々,ドストイェーフスキイ,原久一郎,岩波書店,岩波文庫,1931
○ドイツの人びと,ヴァルター・ベンヤミン,丘沢静也,晶文社,,1984
○ファンレター,ボブ・ランドール,吉野美恵子,早川書房,,1979
○交換教授,デイヴィッド・ロッジ,高儀進,白水社,白水社 世界の文学,1982


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