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《読書》日経BP社出版局(編)『Twitterの衝撃』日経BP社

2010-04-16 05:53:46 | 読書
●〔121〕日経BP社出版局(編)『Twitterの衝撃-140文字がビジネスからメディアまで変える-』日経BP社 2009(2009.12.19読了)

○内容紹介
Twitterがネットの中心になる!「消費者の反応がすぐわかる」「グーグルよりほしい情報が見つかる」「細切れ時間で仕事ができる」「個人がメディアに先駆ける」―Twitterが変える世界とシステムの裏側、将来展望まで全貌を解説。

 ツイッター勉強本の第2弾。でも、やっぱり喧伝されているツイッターの凄さはよくわかりませんでした。


○メールすら使わない
私は「絶対に電子メールがコミュニケーションの本流だ」という固定観念にとらわれていたが、実はそうではなくなっている。暗号ソフトウエアの「PGP」を開発したシステムエンジニアのフィル・ジマーマンは二〇〇六年頃にすでに、「若い子はメールなんか使わない」と話していた。当時は信じていなかったが、二〇〇八年頃から私の周囲でもメールを使わない若い人が増えてきた。実際、米国の若い人たちはもう電子メールを使っていない。ラジオのDJでさえ、メールアドレスの代わりに、Twitterのアカウントを教えて、「俺のアドレスはこれだからフォローしてくれよな」と言うほどだ。(高須賀宣「Twitterが未来の会社を象徴する」pp.124~125)

○合理性
たとえば、洗剤や化粧品など一般消費財の大手メーカーである米P&GのCIO(最高情報責任者)に二〇〇八年に会ったときに、社内の画像共有にオンラインのアルバムサービスの「Flickr」を利用していると話していた。社内のコミュニケーションにも、SNSのFacebookを使っているそうだ。情報漏洩の問題を気にしないのかと尋ねると、「FlickrやFacebook以上のものをP&G社内ではつくれないし、有効性という意味ではこれらを上回るものは世界に存在しない。情報漏洩はモラルの問題だ」と言い切った。結局、投資対効果と、問題が起こる確率とその重大さとを天秤にかけて、こうしたオンラインサービスを使ったということだ。合理的に考えていくと、いまの時代に社内でシステムをつくるということは、いかにばかげているかが見えてくる。(高須賀宣「Twitterが未来の会社を象徴する」pp.129~130)


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