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moderate 出張シノギングの様子

四日市市のmoderateでの出張シノギングは何回目だろうか? おかげさまですっかり定番のイベントとなった。

今回は平日の開催にも関わらず七人のシノギング志願者がエントリーしてくれた。みなさん凌初体験という事なので我々としても楽しみだ。

さてさて、みなさん初めてという事なので、まずは凌とシノギングの概要をお話ししてから本日の凌エリアの説明を。続いて地形図の見方、畳み方を丁寧に説明。

それからそれから、コンパスを使って方位の確認。北を向いて~、南を向いて~、うん、できるじゃん。じゃあ、南南西を向いて~と困らせたり(笑)クナドやハカマスカートなど凌アイテムの貸出しもね。

それじゃ、行きましょか!

このあと目指す予定の513m小ピークのある尾根を眺める。植生を見ながらどんな尾根なのか想像してみよう。

小橋を渡って右岸に移動。キャンプ場跡地の廃墟とゴミの前でこの先のルートを確認。自分なりにイメージしてみることが大事。

鈴鹿と言えば砂防ダム(笑)

大正時代の砂防ダムは石積み式だ。

この美しき人工物をいくつか超えて・・・、

枯れた沢を渡って・・・、

ええ?ここを行くの?シノギング初体験の人たちはみなそう思ったに違いない。何を躊躇してる!行け―!突入だー!とは言いません。まわりを観察して一番安全そうなところから侵入することが大事です。

支尾根には取り付いたものの、直後に指揮官気が変わる「やっぱり下りる」ええ?振り回されるシノギング志願者たち。

渓を渡ってガレた斜面を登ってみる。みんな現在地確認できているかな?地形図とコンパスをちゃんと見ているかな?

小さな渓を辿りつつ極小の尾根に乗る。

暫しの急登の直登で目指す尾根のラインが見えてきた。もう少しだ。

尾根は予想通りのヤセ尾根。

目指していた513m小ピークで小休止。気温は高くなってきているが渓から吹き上げる風は冷たい。みんないい顔をしているじゃないか。シノギングなどという訳の分からぬ山歩きに初めは戸惑っていたに違いないが、少しは楽しんでくれているかな?

小ピークからは北東に伸びる尾根を下りる。地形図で見るよりも急な斜面がしばらく続く。

一息ついた広場でロープワーク。シノギングに備えて100通りのロープワークが載っている本で予習をしてきたまじめな生徒さんもいたがシノギングで使うのは片結びだけ。

片結びの繰り返しと応用でできる少しのロープワークだけ覚えればだいたい事足りる。足るを知るとはこういうことであり、凌とは足るを知ることなのだ。

川沿いのハンモックポイントに到着。初めての人ばかりなのでハンモックとタープの張り方をできるだけ丁寧に実演する。でも見ただけじゃわからないよね、自分でやってみないとね。

なんやかんやとやりながら、ご覧の通りハンモック初体験とは思えない使いこなし!

こちらはハンモック前に座って・・・、

はい、こちらもハンモック前に座って・・・。せっかくだからハンモックに座ってご飯を食べてほしかったけどテーブルが低かったのかな?

こちらは椅子を広げて焚き火台とガスバーナーのツーバーナーで鉄板焼肉とお鍋。なかなかやるな~!

私がハンモックでうとうとしている間に(すみません・・・)油の木の解体ショーが始まっていた。漂うさわやかな香りにみなさんうっとり。

そんなこんなでたっぷり三時間のお昼休憩はあっという間に終わり最短ルートで駐車場へ。

最後に決して笑ってはいけないヤツ。

凌いだ距離は4kmもなかっただろうし累積標高差は280mだとか(笑)

地形図で見るとこれっぽちの狭いエリアを彷徨っただけだが、それでも6時間たっぷり楽しむことができたのではないだろうか?

これがシノギングだという事をシノギング志願者のみなさんに感じてもらえたらうれしい限りだ。

もしシノギングを気に入ってくれたら少しずつ道具をそろえて自分なりに裏山を開拓してほしい。もちろんルールを守って安全に。

志願者のみなさんお疲れ様でした!

そしてお忙しい中このイベントに協力してくれたmoderateさんありがとうございました!

 

moderate 2F入るとすぐ、コアな凌アイテムがお出迎え。

クセの強いアイテムをしっかり説明できるのはスタッフさんが実際にシノギングで使ってくれているから。

頼りになります!

 

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