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イベントレポート

10月19日のハイキングイベント「地図読みの基本と簡単なセルフレスキュー」の様子。

駅に電車が到着すると大勢のハイカーや観光客が改札口から出てくる。
日曜日、天気も良しということで絶好の行楽日和となった。

今回のイベントの参加者は普段からハイキングやトレランを楽しんでいるアクティブな女性ばかり8人。
早速コンパスの基本的な使い方を説明し、地図を確認しながら最初のポイントへと歩き始める。
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地図で進むべき方位を確認し、コンパスでその方位に進んでいるかどうかを確認する。
コンパスに早く慣れてもらうように、細かく方位を確認しながら進む。
最初はこれを繰り返すだけで十分。

参加者はプレートコンパスの使い方にも興味があるようだが、あまり一度に詰め込むと良くないのでほんのさわりだけを説明する。

ここまで一般道を進んできたが、ここから支尾根の末端に取り付く。
急に整備されていない山の中に入ったものだから最初は戸惑いながらもすぐに慣れて行く感じが頼もしい。
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地形図を見ながら「尾根とはこういう地形で我々は今ここにいる」ということを実感してもらう。
地形図のとおりに目の前の地形が変わって行くのを実感することは楽しいものだ。
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簡単なセルフレスキューは尾根の途中の急斜面を利用して行う。
ここではミニマムな装備でハイキング中に想定される危険個所を安全に通過するための方法を説明する。
最初によく使うロープの結び方ベスト3(森勝氏の分かりやすい説明に皆さん次々にマスターして行く)。
続いてスリングを使ったチェストハーネスの作り方(私の下手な説明に皆さん何とかついてきてくれた、ホッ・・・)。
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フィックスロープを鎖場に見立て、切れ落ちた斜面を通過する練習。
怖いと感じる場所でもロープでつながっているだけでその恐怖心はかなり軽減する。
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ロープを使って急な斜面を降りたり登ったりする練習。
自分でロープをコントロールしながら行動するのはちょっと難しいが、知っていると役に立つ応用範囲の広い課題だ。
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ミニマムな装備を使ってのこれらの課題には参加者の関心も高く、ついつい時間がたつのを忘れてしまった。
気が付けばとっくにお昼を過ぎていたので昼休憩をとる。
休憩中はEXPEDのハンモックを体験してもらう。
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さあ、お昼の後は地図読みをしながらハイキングコースまで尾根を辿る。
皆さん基本はばっちりマスターしたようだ。
地図読み中にはAXESQUINのクナドとツユハラヒを試してもらう。
実際に暑かったり寒かったり変化するコンディションで使ってもらい、これらのアイテムの良さを理解してもらう。
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課題を終えて一行は高尾山口駅に戻った。
こんなにいい天気だったのにずっと日影での行動になってしまい申し訳ない感じだったが、それでも皆さん楽しんでいただけたようでホッとした。
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参加の皆さんお疲れさまでした。
またの参加をお待ちしております。

次回ハイキングイベントは11月、夕暮れハイキングの予定。


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