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8月27日のシノギング、沢で暑さを凌ぎながらの「難所の凌ぎ方」の様子

日曜日、午前9時、高尾駅北口といえば多くのハイカーが待ち合わせでごった返しているはずだが今日はなんだかひっそりしている。バスを待つ列もさほど長くなく、それでも2台運行のバスのおかげでゆっくり座ることができた。

バスを降りて裏高尾の沢まで歩く。自然林と植林の分布や目立つモミの木など、まわりの山を見ながら、もしあそこに行くとしたらああ行って、こう行って・・・、などと凌ごころをくすぐる話が絶えない。


装備を整えて沢に降りる。沢の空気はひんやりとしていて豊かに流れる水は冷たい。蒸し暑い真夏のシノギングには涼しい沢を積極的に取り入れたいものだ。森勝氏から、こんなところが滑る、こういうところは滑らないと、沢を歩くときのコツがわかりやすく伝えられる。


沢らしい難所で「難所の凌ぎ方」を実践する。スリング、カラビナ、補助ロープなどの最小限の道具を使った難所の凌ぎ方はシノギングに必要なスキルである。


スリングで簡易的なチェストハーネスを作る。


補助ロープを使ってちょっと嫌な場所を登ったり降りたりする練習。


最初はゆっくり確かめながら。


登りでは手掛かり足掛かりを利用して。


登る前には落ち着いてロープが正しくセットされているか確認する。


イタリアンヒッチでロープに制動をかける感覚を確かめる。


第一ラウンドが終わってちょっと一息。


木々に覆われた沢はとても涼しい。


第二ラウンドはちょっと長い悪場の通過を練習。最初に森勝氏の模範演技。


続いて順番にトライしていただく。


第一ラウンドでコツをつかんでいるので危なげなくこなしている。


沢で涼みながら順番を待つ。


ガレ場でもザレ場でもないズルズルの悪場をロープで確保しながら慎重に上ってゆく。


つま先を突っ込んで木の根を掴んで凌ぐ。


3時間ほどみっちり練習して皆さんいい顔してますね~!


今日実践したことの一つだけでも覚えて帰ってください。
また、忘れないように時々練習することも大事ですね。
普段の装備に少しだけプラスして、嫌な場所を安全に凌いでください。

本イベントに参加の皆様お疲れ様でした!
またの参加を心からお待ちしております。
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