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1月28日のシノギング「難所の凌ぎ方」の様子

良く晴れた土曜日の朝。
高尾駅北口はハイカーでにぎわっている。
我々は甲州街道沿いの裏道を抜けて旧甲州街道へ。
駒木野の関所前を右に折れ高速の下で装備を整えて北高尾の尾根に取り付く。


この取り付きは左手が中央高速、右が崖になったヤセ尾根で、短いながらもこのルートの一番の難所。
地図に載っている一般ルートだが人は少ない。






地蔵平まではジグザグの道がついているが、シノギング名物の直登で尾根を登る。
せっかくなので地図を見ながら歩き目指す尾根への分岐を探してもらう。
ただ何となく通り過ぎてしまうような山の中も、まわりの地形を気にしながら歩けばいろいろな発見がある。


わかりにくい分岐を一旦は行き過ぎたものの見事に探し当て、改めて地図と照らし合わせて現在地を確認する。
分岐の道標があるのだが意外と気付かないものだ。

ここは八王子城の東側の尾根で今でもその当時に作った堀切が残っている。
堀切は人工的に尾根を分断したもので、ちょっとした崖になっている。
今回のイベントはそれを難所に見立て、最低限の装備でその難所を凌ぐ方法を覚えてもらう。
森勝氏の説明の後に実際に試してもらう。


短いテープスリング2本と6m程度のロープをつなげればちょっとした崖を安全に下りることができる。




その後、もう少し高さのある堀切に移動。


ここではセルフビレイを取りながら高さのある崖の登り降りを体験していただく。
使う道具はテープスリング、環付きカラビナ、補助ロープだけ。
シノギングでもテープスリングとカラビナはひとり1セット、補助ロープはグループで一本が基本である。
テープスリングのチェストハーネスにカラビナを掛けてムンターヒッチで確保しながら登ったり降りたり。






一通り体験していただいた後はお昼の時間。
冷えないようにツユハラヒや新作のアグラスカートを試していただく。

お昼の後もロープワークを覚えてもらうなど有意義な時間を過ごしました。


一度に全部は覚えきれないと思いますが、いざというときに実践できるように時々復習して下さいね!

それでは皆様、お疲れ様でした。
またの参加を心からお待ちしております。
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