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勝手に出張シノギング 秋田編 募集開始

凌販売店との共同企画で好評をいただいている出張シノギングですが、販売店のないエリアのシノラーさんとも凌ぎたいと、勝手に出向いてシノギングイベントをしてしまおうという無謀な企画です。

3回目の舞台に選んだのは秋田県! この秋田は勿論、東北地方には凌販売店がないのです・・・。

「四季の山を歩き、思い、創造する」アクシーズクインでは、山歩きの独自コンセプト「凌」をテーマにした衣服や道具を企画・販売しています。そして「凌」をテーマにした山歩きを「シノギング」と呼んでおり、このイベントでは「凌」とは何か、シノギングとはどんなものなのかを知ることができ、「凌」の衣服や道具を実際にお試しいただくことができます。

興味のある方はお気軽にご参加ください!!

 

■今回のテーマ:「晩夏の低山でシノギングに触れる」※開催地は秋田県内です

夏本番、、前だが既に暑い低山で、尾根を辿り凌ぎ、ハンモックに揺られ癒され、”シノギング”というものを体感いただきます。勿論いつものシノギングイベントのように、山の歩き方、地図読みの基本、火起こし、簡単ロープワークなどなど、シノギングに必要ないろいろを学ぶことができます。

長い距離を歩いたり、危ない場所に連れて行ったりすることはありませんので、安心してご参加ください。

 

■今回のシノギングの概要

・開催日:7月20日(土)

・集合時間:9:00

・集合場所:秋田県内 道の駅 協和「四季の森」(正面自販機エリアの横ベンチ辺り)

・予定コース:道の駅~とある低山域~尾根を辿る~休憩~尾根を辿る~道の駅~解散

・終了予定時間:16:00

・定員:8名

・同行者:株式会社 双進 アクシーズクイン事業部 谷島、柳谷

・参加費用:無料(本イベントに必要な交通費・ガソリン代等は参加者にてご負担下さい)

 

■お申込みについて

・申込方法:下記連絡先に以下要項を明記の上、メールにてお知らせ下さい。

  1. 参加人数・参加者のお名前(漢字フルネーム)・代表者のご連絡先
  2. 参加者のご年齢(イベント当日の満年齢)

・連絡先:株式会社双進 アクシーズクイン事業部 担当:谷島(やじま)
 e-mail : info_pro@axesquin.co.jp、TEL 03-3528-6642

・試してみたい「凌」商品がありましたらお申し込み時にお知らせください(サンプルの在庫によってはご希望に添えない場合もあります)。

・公共交通機関の利用が不便な場合、お車での集合ご参加も可能です。道の駅駐車場をご利用下さい。

・締切:開催直前の木曜日17:00

 

■その他のご連絡

・コンパス(簡易なもので可)と色ペンをご用意ください。

・地図はこちらでご用意いたします。

・ハンモック、ウッドストーブをお持ちの方は是非ご持参ください。

・お昼休憩を2時間ほど取ります(停滞時の活動によっては3時間程になる場合もあり)。

・お昼ご飯・行動食・飲み物などは各自ご用意ください。

・トイレは道の駅内にあります。山中の有無は不明です(申し訳ありません)。

 

■注意事項

・天候や弊社の都合で中止する場合には開催直前の金曜日12:00までに凌手記 本ブログ内でお知らせしますので参加される方は必ずご確認下さい。

・事故等につきましては参加者ご自身の責任で当イベントにご参加ください。

・当イベント参加中の怪我や病気、事故等については、弊社は一切の責を負わないものとします。

・天候や行程の都合で商品のお試しを割愛させていただく場合があります。

・当日の天候や進行の都合でコースや終了時間が変更になる場合があります。

・本イベントで撮影した画像を弊社ブログで使用することがありますのでご了承ください。

・弊社メール環境セキュリティの都合でごく稀にお客様からのメールを確認できない場合がございます。

・受信したメールには2~3営業日以内に必ず返信を差し上げておりますので、弊社からの返信が無い場合にはお手数ですがお電話をいただけますようお願いします。

 

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シノギング旅烏 ~川合から大地、大地から千足へ~ 【前編】

近江、伊勢の越境シノギングから早半年。

その時に生まれた新たなシノギングの提案、二泊以上補給有りの「シノギング旅烏」を、より身近なエリアでも実践すべく、我々が向かったのは山梨は四方津の地。

これより以南の秋山へ、集落を繋ぎ行商へ出、戻ってくる。そんな想いで臨む旅烏。

 

旅烏日和りな雨模様の中、まずは最初の集落を目指しトボトボと歩き始める。このシノギングから派生で生まれたタビガラスも映える。

長大な桂川を越えると様相は一気に変わり、川合の集落へ。

このマップが集落の歴史を物語る。

補給を含む連泊の旅烏では、この集落や下道のような、山の中以外の場所を通ることも必然となり、大事な要素の一つでもある。

この集落は時が止まったように、当時の”空気”感が燦然と流れている。

旅路を急ぐ我々も、ついつい足を止めてしまう。

そして、ある言葉が彫られた石碑。これが最後の最後にまた繋がる重要な石碑となす。

集落から徐々に山間に入っていくと、立派な柿の木を発見。すでに小さな実が落ちているのが散見されるが、この量に比例するように、この秋には沢山の柿の実がなるのであろう。

この山域は名の付く峠が多く、北と南を結んだ名残を色濃く感じられる。そこに想いを馳せる事はあるが、あくまでシノギングは実践する側。先人たちに敬意を払いながらも、自身の知見、経験値を元に、それらの道に囚われず歩むべし。

峠の手前の道から少し外れたところにお社が。掃除は行き届いており、綺麗に保たれている。

さて、最初の峠に到着。今一度地形図を確認する。ここからは渓側へ点線も延びており、その道を拝借して中間地点の千足集落を目指す。ただ、この点線はかなり信憑性が薄い道との情報もある。その真相や如何に。。

颯爽の分け入る。最初は少し藪で隠れているが、入るとまだしっかり分かる道である。

渓へ下り切ると、雨のお陰か沢の流れはあるも、普段はほとんど枯れているであろうことが伺える渓相。

この先は少しフミアトも薄くなるが、薄っすらと延びる道へ小さな渡渉をすると、一瞬尾根をトラバースし、また大きな渓に出る。地形図上の点線はこの渓沿いに延びているが、前回この辺りでのシノギング時にその道が消失している事は承知している。

現在延びている道を辿って、尾根寄りに近づく。ここからは我々らしく、尾根をタドル道へ。P417目掛けて詰まった等高線を攻めるべく、更衣にて臨戦態勢へ。

いざ、参らん。

思った以上に地面が粘土質で、雨のお陰でズルズルと滑る。凌ピッケルを出しておいて良かった。

一気に傾斜を詰めるも、今度は下草五月蠅い小さな藪へ突入。15℃前後の気候ではあったが、湿度も合いまって既に汗だくの二人。

藪だけなら良いが、モミの幼木の群生、中腰必須の倒木も行く手を阻む。

高低差ほんの50m程の登りに苦戦。足元は既に泥だらけである。

ようやく落ち着いた少し平場な所で、ツユハラヒを全換気モードに。湿気を一気に放湿する。

尾根らしい尾根に出るも、

時折五月蠅い藪がぶり返すため、またツユハラヒ装着にて備える。

無事P417へ到達。この先は暫しゆっくり出来そうだ。

次に狙いをさだめたのは、となりのフタコブピークとの間にある小ピークから延びる小さな尾根。この先でまた渓に下りて、先の点線のクネっている辺りを目指す。

しかしながらこの尾根の入口が非常にわかりづらく、フタコブのピーク手前まで足を延ばし確認。結果鞍部から渓に入りトラバース気味にその尾根を狙う事に。入念に地形図とコンパスを確認する。

 

渓の入り方、その先の景観から、大きな問題もなさそう。その先に見える藪が気がかりではあったが、

足元が不明瞭ながら、そこを気に掛けながら一気に漕いで抜ける。

その先にて目指す尾根をしっかりと確認。その尾根上から始点を見上げると、倒木と少し崖のようにもなっており、見つけられなかったのも納得。

この辺りは地形図での感覚と、実際の感覚との違いを感じられる、ある意味シノギングでも面白いポイントである。その先の尾根はしっかり明瞭で歩きやすい。

雨後らしい、盛大な蒐場も出現。

そこからはまた少し急な下りをこなし、大きな沢筋を眼中に捉える。

予想以上にしっかりした流れに、沢までの最後の斜面が崩れ落ちてか崖のように急である。

尾根直に下りるのは諦めて、トラバースのツヅラヲリをイメージして緩い傾斜を狙って下りていくも、崩れた後のようにグズグズになった斜面は、例の粘土質も合いまってかなり滑る。踏ん張りも意味を成さない程で、何とかこの小さな木々が残るところまでは行けたが、ここで戻るも進むも出来ない、詰みの状態へ。

後に続いていた柳谷は、それを回避すべく少し上を進んだが、結局状況は一緒であった。

ということで、お助け紐の登場。いや、この木々があって本当に良かった。

お助け紐があっても、滑るものは滑る。補助とする右手にもしっかり力を入れながら、ほぼほぼ滑りながら下っていく。

足掛かりも何もない、ドロドロのこの斜面を下るのはかなりゾッとするはず。

無事、渓へ下り切ることができ、間髪入れずに対岸を見上げると、斜度は同じ程度...ただ、足掛かり手掛かりになりそうな下草は生えており、凌ピッケルを駆使していけば何とか登れる。

ただ、やはり一部ズルズルと滑るところもあり、かなり難儀する。ここの尾根はかすめて反対側のもう一つの渓へ出たいのだが、この斜面状況でのトラバーズは難しく、ツヅラヲリに一先ず尾根へ出る。

出た尾根は意外にしっかりしており、交差する渓より近くまでタドル事は出来た。しかし、最後は同じようにズルズルの斜面をゆっくりと下りる必要があった。お助け紐無しでも行けたが、凌ピッケルがあって本当に良かった。

この沢沿いにかつての点線道が延びているはずだが、上流側はほぼ消失している。そもそもの地形図の情報が古い時代の物で止まっている可能性は高い。

更に対岸に移った下流方面には、尾根に向かって薄っすらトラバースするように道らしきものは延びている。ただ、これがその点線の道かは定かではない。

見るだけならば、渓相としてはとても良かったのだが、もうこのエリアには近づきたくない。。

今回の旅烏最大の難所であったことは間違いない。

尾根寄りに薄っすら延びる道はまるでハイウェイ。一安心。

尾根に乗り、一息つく。ここで一度リセット出来た事にはなるが、この感じではこの先の点線道はきっとほぼ消失している。念のためそれらを確認すべく、尾根を巻く点線地点まで少し下る。

すると、それっぽく尾根を巻いてトラバースしていく道が現れるも、

覗いてみるといかにも消失している様子。。

ここで少々作戦会議。

このまま残っているかもわからない点線道をタドルよりも、我々らしく尾根を詰めて、峠、その先を目指すべきではないか。

そのためには千足集落は諦める必要があるが、この集落は最終日の帰りの下りに使っても良さそう。という事で今一度地形図とにらめっこし、この先の道筋を考える。既に正午過ぎ回っているので、ネグラも考慮しながら。

尾根道は問題なく主稜線へと延びている、幸い途中何ヶ所か白場も点在しているので、そこを確認しながら、良い場所ならばもうそこをネグラとしよう。そうと決まれば、行動食をかっ食らい、登りに備える。

まずは最初の尾根をこなし、小ピークに到達。やはり尾根道は安心できると痛感。ツユハラヒは換気重視で跳ね上げモードにて。

登り基調な中でのささやかな下り。風を感じながら進む。

主稜線に繋がる手前、石碑のようなものを発見。いや、シンボリックなただの石かも、、

この道中の白場は残念な結果だったので、先を急ぐ。程なくすると主稜線へ合流し、フミアト登山道に出る。

最後の望みを掛けて、道から外れた隠れたピークがありそうな白場への登り。如何に。

結果は大正解。変なピークもなく、二人でちょうどよく張れるスペースもあり、晴れてこちらを今宵のネグラとする。

まずはタビガラスを敷いて荷物を広げる。ここから必要な道具を選定していく。

手際よくネグラを作っていく。

勿論試し寝もしっかりと。ゲッカビジンはこのソファモードでついついウトウトしてしまいがち。。

屋根とハンモックが整えば、ハンモック周りの作業場土間を形成していく。

これで完成といきたいが、面倒臭くなる前に、巻き集め。

土間も整う。

そして着替えを済ませて、

干すもの干せば、

ようやくネグラの完成。ここまでに約1.5時間は掛ける。ある意味凌の所作でもある。故に夕暮れギリギリまで歩き回ることはなく、ある程度余裕をもってネグラ地点には着けるように計画する。

日が暮れるまで少し時間があるので、ソファモードにてウトウト。。

ヨヒヤミ前にまた動き出し、ぼちぼち始めますかと、焚火を開始。

程なくするとウスグレ。

今宵、如何に食らって呑むかで、明日の荷物の重量も決まる。旅烏では補給をするので、上手に絡めていきたい所。

食事が落ち着けば、焚火に晩酌時間。実はこの間、雨はフッタリヤンダリだが、ヤナギニカゼの庇の長さがあれば、全然余裕である。

こうしていつも通り、夜は更けていく。。

 

明くる朝。

 

晴れやかな朝。濡れた道具達も少しは乾かせそう。

ギリギリまで起きないが、起きてからはあまりグダグダしないのも凌流。ちゃちゃっと煮炊きを始め、

朝飯を作り、かっ食らう。

余裕があれば、ちょっとソファモードでゆっくり笑 ただグダグダはしない。

頃合いを見て撤収を開始。

立つ鳥跡を濁さずにて。

一夜後の笑ってはいけない奴。45度、B面。

さて、いざ出立。山間を越えた隣集落である大地まで下り、とある商店で補給をする。

二日目の行程はそこまでガッツリではないので、ゆっくりな10時の出立。天気も相まって少し暑いか。

暫くすると主稜線登山道へ合流。旅烏の場合は、この登山道との合流も必須。この辺りも上手く凌ぐためには、マイナーなエリアを狙っていく方が良いであろう。このエリアも、この時間で歩いている登山者や、すれ違いも一切なかった。

すると使われているのかいないのか、、立派な林道も並走しだす。

この辺りは林道がしっかり入り込み開拓されており、かつての峠道の面影は少ないのが残念。経済の発展と共に、道も発展していき、利便性は飛躍的に上がったが、それと引き換えに失われてしまったモノも確かにある。このジレンマとも、受け入れて上手く付き合っていくしかないのか。

途中林道と交差したり、並走する所もあるが、峠へ続くかつての道は、ひっそりと佇んでいる。

到達するは「新大地峠」新??

「新」の謎を残しつつも、先を急ぐ。この辺りは完全に林道とう並走しているが、植生良く心地良い道が続く。

意味ありげな露岩も散見される。。

そうして到達するは「旧大地峠」普通に考えればこちらが正規の大地峠であろう。この辺りの歴史も非常に興味深い内容であった。シノギングの域を越えてしまうのでここでは割愛する。

大きな峠らしい拓けた景観。秋山地域の集落達も眼中に捉える。

ここからは完全に下り基調。ただ、補給後の二日目のネグラの事も考え、下見をしながら下っていく。

広さはあるが、植生がなぁ。

少し斜面ではあるが、植生と雰囲気は良さそう。という事で、ここを第一候補としておく。候補があると、この後の行程計画も立てやすい。

徐々に植林がメインとなってくる。

木々の合間から大地集落が覗く。もう間もなくだ。

P518からは送電線もあるので、巡視路で上手く下りられるかと考えていたが、その方面には同時に民家も点在している。故に無難に渓側に下りて、その右岸にある林道で集落を目指す。人が入った形跡は随所に見受けられる。

その手前の微かな尾根の分岐にて、植生界でもあったので何とか見分けはついた。羊歯も目立ち始め、沢筋は近いか。

沢の流れが聞こえてくる。どうやら尾根から北側に下りると堰堤の上流に下りてしまいそう。そうなると上手く巻けるかも心配なので、堰堤から下流側に出るべく、少し裂けていた灌木の南側へ突っ込みトラバースに入る。

幸いそこまで酷い灌木ではなかったが、なんとか沢筋へ合流。補給後はここをまた戻るのか...

一抹の不安も残るが気持ちを切り替えて、集落へ出る前の身支度を済ます。

林道をタドルと久しぶりの文明の空気。

こじんまりとした集落だが、それがまた良く、風情も残る。

見えてきた見えてきた。今回の補給ポイント商店。

 

さて、この商店ではどのような出逢いがあるかな。。

 

疾風怒涛の後編へ続く。

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高尾ハナレ~夏至ノ会~ 六月一般開放と商品説明会のお知らせ

 

ご無沙汰しております。高尾ハナレです。

随分と陽も長くなり、季節の移ろいを感じさせますね。この時期の茜色の夕焼けは、見るモノを魅了します。

梅雨入りの雨を凌ぐ季節もすぐそこです。

さて、六月の一般開放日”夏至ノ会”の詳細をお知らせいたします。

今回はなんと、令和七年(2025年)春夏物を超先行公開。そちらに合わせて、時間を設けての商品説明会も実施いたします。

 

日時:六月二十二日(土)正午~午後五時

★令和七年春夏 商品説明会:午後二時~

ハナレ番:柳谷・谷島

 

凌やシノギングについて、ちゃぶ台を囲んでゆっくりお話ししましょう。

先行春夏物以外にも今年の秋冬物商品サンプルもご覧いただけます。サイズ合わせや着こなしについての質問も大歓迎です。
※凌製品の販売等は基本的に行っておりません。

 

噂の凌ハンモック「ゲッカビジン」も両型展示にてご覧いただけます。

 

シノギング後のお立ち寄りも大歓迎です。

最近利用者の少ない、、シノギングの汗を流すシャワーも完備していますので遠慮なくご利用下さい。

 

飲み物、食べ物の持ち込みもOKです。

 

また、今後の開放日予定も年中行事として告知しております。一ヶ月前を目途にそれぞれ開放日の日時詳細確定は本手記及び、高尾ハナレインスタグラムにて再告知させていただきます。今回都合が合わない方は、次回以降にて是非ご検討下さい。

 

みなさまのお越しを心よりお待ちしております!!

 

所在地
〒193-0844 東京都八王子市高尾町2031
目立つような看板はありません。所在地を頼りに地図読みをしながら「高尾ハナレ」の控えめな表札を探してください。
「高尾ハナレ」においでいただく際には、近隣住民の迷惑にならないようご配慮ください。

アクセス
京王線高尾山口駅から最短距離で徒歩12分
JR、京王線高尾駅から最短距離で徒歩16分
※駐車場はありませんので電車をご利用ください。


シノラーのみなさまの行きつけに、高尾ハナレ
instagram @takao_hanale #高尾ハナレ #TAKAO_hanale
「四季の山を歩き、思い、創造する」AXESQUIN

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【受付終了】6月のシノギングは「奥多摩の地質と洞穴を凌ぐ」

6月のシノギング「奥多摩の地質と洞穴を凌ぐ」は受付を終了いたしました。ありがとうございます。

お申し込みいただいた方々へは順次選抜の有無ご連絡させていただきます。

 

今回参加できなかった皆様、また次の機会のご応募をお待ちしております。

 

 

「四季の山を歩き、思い、創造する」アクシーズクインでは、山歩きの独自コンセプト「凌」をテーマにしたイベントを開催しております。
アクシーズクインでは「凌」をテーマにした山歩きを「シノギング」と呼んでおり、このイベントでは(普段は)シノギングに最適な商品を実際にお試しいただくことができます。

ゲストとして低山小道具研究家の森勝氏が同行いたします。

是非ご参加ください!!

 

今回のテーマ:「奥多摩の地質と洞穴を凌ぐ」

!森勝氏企画!

「足るを知る」ためには、色々な情報や経験を積むことも時として大切です。

今回は普段のシノギングとは趣向を変え、地質と洞穴を学ぶ回となります。地図読みと低山歩きの括りから外れ、奥多摩エリアをスパルタ森勝氏先導で凌いでいただきます。

この回を通して、シノギング以外の遊び方楽しみ方も学んでいただき、今後に活かしていただければ幸いです。

テーマの通り、クライミングやケイビング要素も含みます。服も泥だらけになり、また最低限の装備も必要とします。そちらご留意いただき、あとは気合を以ってお申し込み下さい。

以上の点より、今回は弊社にて選出する「選抜形式」を取らせていただきます。

 

今回のシノギングの概要

・開催日:6月29日(土)

・集合時間:9:00頃 ※選抜後参加者のみへ詳細ご案内いたします

・集合場所:奥多摩周辺 駅 

・予定コース:奥多摩周辺 駅~バス~歩き~地質観察~洞穴観察~泥だらけ装備洗う~歩きorバス~駅解散 ※選抜後参加者のみへ詳細ご案内いたします

・終了予定時間:16:00

・定員:5名

・同行者:アクシーズクイン事業部 谷島、低山小道具研究家 森勝氏

・参加費用:無料(本イベントに必要な交通費は各自ご負担下さい。)

 

お申込みについて

※特殊な募集要項となりますので、しっかりご一読ご理解の上、お申し込み下さい。

・申込方法:下記連絡先に以下要項を明記の上、メールにてお知らせ下さい。

  1. 参加人数・参加者のお名前(漢字フルネーム)・代表者のご連絡先
  2. 参加者のご年齢(イベント当日の満年齢)

  3. ご自身、同行者様の登山経歴を簡易にご教示下さい

・連絡先:株式会社双進 アクシーズクイン事業部 担当:谷島(やじま)e-mail :info_pro@axesquin.co.jp、TEL 03-3528-6642

・締切:6月16日(日)終日

 

選抜当選のご案内

6/17(月)を目途に当選、不当選のご連絡をメールにてご案内させていただきます。

 

その他のご連絡

・ヘルメット,、グローブを必ずご持参ください。

・全身泥だらけになります。汚れても良い服装にてお臨みください。

・根性

・あると便利なモノ:肘・膝当て、汚れた衣類を入れるビニール袋(最後に沢で洗濯します)、着替え

・お昼休憩を1時間ほど取ります。

・行動食・飲み物などは各自ご用意ください。

・トイレは駅周辺にあります。(山中は無し)

 

注意事項

・天候や弊社の都合で中止する場合には開催直前の金曜日12:00までにアクシーズクインのブログでお知らせしますので参加される方は必ずご確認下さい。

・事故等の責任:参加者は各自の責任で当イベントにご参加ください。

 参加中の怪我や病気、事故等については、弊社は一切の責を負わないものとします。

・天候や行程の都合で商品のお試しを割愛させていただく場合があります。

・当日の天候や進行の都合でコースや終了時間が変更になる場合があります。

・本イベントで撮影した画像を弊社ブログで使用することがありますのでご了承ください。

・弊社メール環境セキュリティの都合でごく稀にお客様からのメールを確認できない場合がございます。

・受信したメールには2~3営業日以内に必ず返信を差し上げておりますので、弊社からの返信が無い場合にはお手数ですがお電話をいただけますようお願いします。

 

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5月18日「城址をハカマスカートで凌ぐ」の様子

昨年は初の奥武蔵での開催、その前はコロナ禍などのごにょごにょがあり、実に5年ぶりの高尾エリアでの開催となった「ハカマスカートで凌ぐ」の回。どうりで久方ぶりに感じたわけだ。。

皆集合の後、いつもの場所で簡単にご挨拶し、早速ハカマスカートorアメノスカートを強制お貸し出し。正装に着替えてもらう。一気に怪しい集団に早変わり笑

定番のクナイや、希望者へは完全体になるためのミチクサ・ノラギのお貸し出しも。そして凌シノギングについて、ハカマスカートについての想いをつらつらとご説明。程よい時間にてバスで城址への入口へ。。

本日は晴天也。到着してからも少しお話をしたかったので頃合いの良い日影を探す。少しはみ出るがここらで良いか。

そして城攻めに備えて、コンパスチェック。

初めての方含め皆優秀でオールOK。

次いで地形図の見方について。今回はほぼ観光地の登山道がメインで、且つ城地形で少し特殊になるため、がっつりとした地図読みは端折るが、感覚だけでも掴んでもらえるように。

そうしてようやく出立。今回はハカマスカートの有用性を感じてもらうべく、歩きがメイン。そしてその容姿で人目を凌いでもらう事も裏テーマ。

このくらいの整備された登り道は全然余裕。山にロングスカートなんて!と思われるかもしれないが、脚さばきに関しては意外に結構問題ない。

鳥居をくぐればいよいよ城攻め。ハカマスカートならばグッと雰囲気も増す。

夏日となった本日。新色の木陰に大いに救われた。(汗だくにはなったけど!)

適度に他の登山客、観光客もいらっしゃり、十分人目を凌いでいただけそう。特に男性諸君はこの見られている感からの羞恥心を如何に克服するかが肝でもある笑

そして個人的にハカマスカート行脚写真撮影を大いに堪能させていただく。集団で歩くとそれはそれは絵になるのである。

特急さんや下りのすれ違いも多いので、途中途中立ち止まってはミチクサ話を挟み、先を譲る。

見晴らしポイントでは一瞬立ち止まるも、こんなところで留まっていては死角からやられてしまうので、そそくさと進む笑

石段との相性抜群!一人テンションが上がる。

後半グループと新しく様変わりしていたお社周辺を観察していたらば、先頭グループと逸れる。我々は本丸を目指すもそこに姿はなく、、恐らく本丸はスルーして展望台経由でトラバースしているであろうと察し、本丸からのちょっぴり藪漕ぎ道で尾根沿いに辿り、その先での合流ポイントを目指す。

その交差する鞍部ポイントに近づくと左手から集団の話し声が聞こえ始める。。予測通り、そしてタイミングもぴったりに鞍部で無事合流。

この辺りまで来ると、一気に人気も無くなる。さてこの辺りで先頭交代としようか。

先にも述べたが城跡という事で、その当時の地形、道も微かに残っている。これがある種迷路のような状態で、行くべき道をまどろっこしくしている。それに騙されないように、あくまで「尾根」をタドル事を意識してもらう。

という事で、初めての方含む女性陣を先頭に再出立。

開始からクネクネとフミアトのような?道のような?紛らわしい道がトラバースや尾根上に点在。少し惑わされつつも、「尾根をタドル」を合言葉に難所を切り抜ける。

感覚的にか、尾根からズレたフミアトをタドルように最後のザレタ下りをこなすと。

地形図では普通の鞍部だが、実際は堀切で切り出されたような地形。正直に尾根を辿っていたら、まんまと崖に落とされていたところだ。

この辺りはやはり城跡周辺での地図読みの難しい所。。自然に出来た地形での地図読みが通用しないケースもある。地形図だけに惑わされず、広い視野を以って実際に周り(山)を観察しながら進む事が重要になる。そういう意味では先頭女性陣は良く周りを観察できていた!

今となっては様々な人のフミアトで道がついているが、当時の堀切だったらこんなに楽には登れなかったであろう。。

暫く緩い登りが続く。どことなく当時の面影が随所に感じられる。

するとひょこっと拓けた小ピークに到達。ここは且つての天守閣跡地。これにて城攻めは完遂也!

停滞程々に先を急ぐ、するとまた大きな堀切へ。

下から見上げる其れは、本当に壁のよう。。

対岸はツヅラヲリについた道でジグザグに登り上がる、城攻め完遂の八人の侍が颯爽と。

登り上がるとこの辺りの主稜線と合流。見晴らしも良く、他登山客も多いこの地点でコンパクトなお昼休憩とする。

いつもはハンモックで休憩、、となるが、たまには普通の登山者の気持ちを理解するのも大切か?

どちらかというと、またまた人目を凌いでもらためにこの場所としたところもあるが笑 しかし、これはこれでハカマスカートを穿いた素浪人的な休息と捉えれば、悪くはないか。

十分人目も凌いでいただいた所で、この後のルートについて少し談義。時間オーバーするかもしれないが、当初のルートをタドル事にする。

そうと決まれば、いざ再出立。

基本的には下り基調でペースも早まるが、焦らずゆっくり自分たちのペースで。時折現れる登りでも上手くペース配分しながら進む。

そうそう、ハカマスカートは広めの裾巾+プリーツのマチもあり、意外に踏んづけづらく難なく下れる。大きな歩幅の時は注意が必要だが、穿いていると何となく感覚でこの歩幅は危ないかな?というのが分かると思う。最悪人目を気にしなければ、裾を捲り上げてしまえばOK。強いて言うなれば、足元の視界はスカート広がりによって決して良くはないので、その点注意は必要。後は虫対策か。。

皆それらの感覚にも完全に慣れていただいた様子。

この後、少し急で厭らしい下りに入るも、そこも皆さん難なくクリア。

ここでようやく上質な其れを発見。油の木が見てみたい!という初参加の方の要望に応えられた。森勝氏が手際よく樹皮を削り、着火の儀式に入る。

すかさず着火。黒い煙が油の特長。天然のティンダーウッドはその辺に転がっているのだ。このノウハウの詳細を知りたくば、シノギングイベントへ参加されたし!

そしてようやく目指していたモックポイントへ到着。本来はここでお昼休憩としたかったが、、流石に距離的に長すぎたか。

ここで、満を持しての新製品凌ハンモック「ゲッカビジン」2型をお披露目。想いを伝え、質疑応答にて暫し談義。

ついつい談義が白熱してしまったが、ここらでお開き。

再々出立前に、、この後は下りで終わりとなるが、最後の最後に少しいや~な斜面下りが待ち構えている。厳しい森勝氏による靴紐チェックが入る。

時間も押しているので、先導にて進む。

最後の斜面入口。尾根を完全に辿ると道路で寸断されてしまうので、その手前で渓側に斜面を凌ぐ必要があるのだ。

落ち葉やザレでグズグズではあるが、灌木を手掛かりに、重心を山寄りに意識しながら、着実に下っていき。

皆汗だっくだくになりながら、無事帰還。ついつい笑みがこぼれてしまうよねー。

久しぶりのサティアンは相変わらず不気味な様相で。。

クネクネと道をタドリ、完全に下界に合流。日差しがまた暑い!

ここからの下道も意外に長かったが、ハカマスカートロングシノギングの余韻に浸りながら、テクテクと駅への帰路に就くのであった。

いや~久しぶりの長丁場であった。それでも普通の一般登山で歩くようなコース距離なのだが、普段の日帰りシノギングと比べてしまうと、如何にシノギングが短い距離にギュッと詰まっているかが良くわかる。この比較も時には大切なのかな。

 

決して笑ってはいけない奴にて〆

今回はシノギングらしい地図読みは影を潜めてしまいましたが、汗を凌ぐための「ハカマスカート」を、長く歩いて試していただく事で、その有用性と意外な汎用性に気付いていただけたのでははいでしょうか。アグラスカート同様に、その見た目の奇抜さに注目が集まりがちですが、とても実用的で凌らしい製品なのです。このような形デザインになったのにはちゃんと意味があるのです。これを機にハカマスカート狂に転じていただければ幸いです!(これからのシーズン、虫対策はお忘れなく)

 

シノギングの情報は巷に溢れていません。気になる方はまず、このシノギングイベントに参加してみて下さい。この手記から得られる知識情報はほんの一部で、文献では得られない体験がこのイベントには詰まっています。実際に参加することでシノギングのあれやこれやを知ることができるでしょう。即ち百聞は一見に如かず。

 

凌は美学

いつ何時でも所作、立ち居振る舞いを美しく

いつ何時でもあたふたせず、まごまごせず

道具に踊らされず

凌ぎ

美を追求すべし

 

 

 

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