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10月29日のシノギング「地図読みの基本」の様子

何となくすっきりしない空模様だが高尾山口駅の改札前広場はたくさんの人でにぎわっている。
全員揃ったところで沢沿いの広場に移動して早速コンパスを頼りに方角の確認。
それでは、西を向いて下さい。
・・・・・・半分くらいの人が東を向いている(うーん)。
それでは、南東を向いて下さい。
・・・・・・1/3くらいの人が北西を向いている(なるほど~)。


・・・まぁ、行きましょうか!

甲州街道を歩き目的の神社へ。
等高線と傾斜の関係や送電線の記号などを説明して、さあ目の前に立ちはだかる斜面をどう登るのか?
2派に分かれて森派は西へ、柳谷派は東へ進む。

こちらは膝で顎を打ちそうな急斜面。
雨の後ですべりやすいし棘の木の混じった藪がいやらしい。
藪をよけながら斜面に手を突っ込んで登る。
お試しで使ってもらったクナイはちゃんと役目を果たしているようだ。


スタートからいきなりだが、これが本日最大の難所。
あっという間に汗びっしょりになって藪を抜ける。
傾斜は幾分緩やかになったがまだ歩きにくい斜面が続く。


その頃森派は、沢向こうの斜面に取り付いたものの突破しきれずついに仕切り直して別の斜面を登り直したとのこと。
沢の両側の斜面はズブズブに弱いので難儀したことだろう。

移動距離はほんのわずかだがこれだけで十分シノギングのおもしろさをわかってもらえたのではないだろうか?
2派合流して地形図と周りの地形を比べながら歩くとハンモックに丁度いい場所現る。
早速EXPEDハンモックを取り出して△に張る。
目の前であっという間に張られたハンモックにびっくりしつつもゆられることを忘れない。
この気持ち良さにみんなイチコロだっただろう。


尾根を詰めて南高尾の主尾根に出る。


ハイキングコースに出ると整備された道の歩きやすさに一同「道路みたい!」
お弁当広場で昼休憩。
ここで冷えを防ぐためにアメノヒを試してもらう。
アメノヒは防水透湿のロングアノラックだが、ガバっと被ると膝まで保温してくれるのでちょっと寒い今頃の休憩時にも使えるのだ。



ゆっくり休んだ後は津久井湖へと張りだす大きな尾根を下る。
歩きにくい岩混じりの斜面もあるが、初っ端の斜面で慣れた一同はカモシカの様に難なく下りてゆく。
・・・あんまり飛ばし過ぎないで下さいよ~



尾根の末端はちょっとした崖。
トラロープを頼りに全員無事に下山終了。
いい汗掻きましたね。
凌ぎましたね。
でも、後半は地図読んでましたか~?
忘れないでね~!

参加者の皆さんお疲れさまでした。
またの参加をお待ちしております。
それではまた!


(集合写真が籔っぽくてすみません)
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