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六甲の山でシノギング

またも懲りずにやってきた六甲エリア。今回は凌げそうなルートを自分たちで探してみた。結果、中々凌ぎ甲斐のあるルートと相成った。。。

まず、我々が降り立ったのは阪急岡本駅。小さな小さな駅だ。北側の改札を出ると早速の登り。相変わらず六甲は容赦ない。暫く車道を登る。登る。。登る。。。既に気温は25℃。ジワリジワリと汗が滲み出す。

程なくすると、示し合わせたかのように神社が現る。シノギングに神社はつきものだ。

ここから少し登ると今回の登山口。既にここまで200mほど登り上がっている。。。

暫くは沢沿いを行く。沢のセセラギが少しの安らぎを与える。その昔ここにも集落があったのかなぁ。

沢に別れを告げ、ここから本格的な登り。フミアトはしっかり。木陰が程よく暑さを凌がせてくれる。

峠に出る。ここからは稜線歩き。

で、すぐ山頂。休憩用の大きな石がチラホラ。展望は無いが広々で、緑と木陰が気持ち良い。

ここからは下り。新緑を浴びながら一旦麓の方へ。気持ちはウララカ。

六甲の主脈が見えてきた。

一旦下りきり、沢を渡ると再び登り始める。すると立派な堰堤が姿を現す。六甲はその昔土砂災害が多く、そのためいたるところに堰堤があるのだ。

堰堤も越えると、小さな湿原のようなところに出る。奥ではカエルがゲコゲコ啼いている。

ここで分岐をまちガエル。なんつって。(本当に)
早々に気付けたので戻り何とか分岐点を見つける。実線ルートだが標識もなくここは非常に分かりづらかった。

 

そうしてここから、大いなる凌ぎのはじまりはじまり~。

のっけからちょっとした滝と化した岩場。思わずニヤリ。

越えると怪しげな藪をカキワケカキワケ。

抜けるとはじまる急峻な登り。尾根をひた登る

ここまでコンボでくるとは。。。一気に心と体が削られる。しかし、凌ぎ度数は一気に高まる。凌ぎとはそういうものか。そう、気を抜くとこんな笹薮が待ち受けているのだから。

程なくして、中継点の五助山。こちらで昼食。心と体に生を注入する。

ここまでの思いがけない藪漕ぎに急登。そんな時はタドルタドルをゲイターモードにすれば難なく凌げる。こうするだけで心なしか気も引き締まるものだ。

ここからは暫し緩やかな登り下り。先に比べたらラクチンラクチン。

主脈直下の登りに差し掛かる。再び藪と急登に晒されるも、抗体を身につけた我々はスイスイとそれらをこなす。

やがて視界が開けたと思えば眼下に広がるこの景色。これは六甲の醍醐味の一つ。

そうして主脈に出ると、待ち受けるは建物と車道に車の騒音。六甲山最高峰はほぼ車で乗り入れるほど開拓されている。(写真は割愛。というか取り忘れた。)自販機やトイレがあるのは有り難い。

そんな最高峰には目もくれず、早々に北斜面へと下り始める。凌とは山頂に囚われない心意気。

ここからは有馬温泉に向けて下りるだけ。気持ちは晴れやか。沢沿いの風景に、広がる緑。六甲の北側もまた違った風景を覗かせる。六甲の懐の深さを再確認。

しかし徐々に怪しげな空模様へ。そして次第にポツリポツリと降り出す雨。

正装のツユハラヒを身につけ、片や傘で凌ぎ、片やハゴロモで凌ぐ。凌ぎ方は人それぞれ。

小雨程度ならハゴロモの撥水性で十分カバー出来るし、通気性が高いのでこのくらいの雨ならば断然快適。

そうこうしていると有馬温泉に到着。そう、ここにも神社。無事下山の感謝を込めて参拝。

これにて終焉。今回は前半が完全に核心だったなぁ。温泉で一汗流して家路につくとしよう。
いや~凌いだ凌いだ。

 

今回使用した「凌」アイテム


柳谷

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谷島

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