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ウキグモ、ウンカイ集中講座-その3 ウキグモの調節、ウンカイを使ってみる

宙に浮かぶ寝袋の様な、寝心地も暖かさもすべてが理想的なダウンハンモックのウキグモ。そして、ウキグモと合わせて使うことで最高のパフォーマンスを発揮するトップキルトのウンカイ。これらは、真夏以外の幅広いシーズンのシノギングでゆらゆらとハンモックを楽しむために不可欠な道具である。

シノギングとハンモックの相性の良さとハンモックの有用性については、これまでにシノギングイベントやブログ、Instagramで紹介して来ているので割愛させていただくが、一年を通して晴れの日にも雨の日にも数えきれないくらいのシノギングをする中で、これほどに自然に溶け込んでリラックスできる道具はないと感じている。 

さて、今回はウキグモを調節してウンカイを使ってみようと思う。

ウキグモの調節

ウキグモの設営についてはその2をご覧いただきたい。

ウキグモのハンモックキルトはハンモックの長辺に縫い付けられている。これはハンモックキルトがずれたり隙間から風や冷気が入り込まないようにするためである。しかし、ハンモックキルトの頭側と足側は張り具合を調節するために縫い付けていない。実はこれがウキグモ独自の仕組みであり、これによって使う人に合わせた張り具合の調節ができるので、ハンモックキルトのダウンの膨らみを最大限に活かすことができるのだ。

その1で説明したように、ハンモックキルトの頭側と足側のループはハンモックのループに掛けておく。まずはこの状態でハンモックに寝転がってみよう。

寝転がった時にハンモックとハンモックキルトのあいだに隙間がありすぎると、ダウンの暖かさを感じることができず風や冷気が入り込んでしまう。逆にぴったりへばりついているとダウンがつぶれてしまい本来の保温性を得ることができない。

頭側と足側のループにはスリットが入っているので、これでループの長さを短くしたり長くしたりしてハンモックとハンモックキルトの隙間を調節する。

ハンモックキルトの張り具合がバランスが良くなるように、頭側と足側のループは均等に調節するようにしよう。はじめからベストな状態に調節するのは難しいかもしれないので、使いながらあれこれやってみるといい。

ダウンがしっかり膨らんだらOK。

これで基本的な設定は終了。さあ、お気に入りの場所でのんびりウキグモにゆられてみよう!


ウンカイを使ってみる

ウキグモを設営したら早速寝転がってウンカイを掛けてみよう。もふもふのキルトに包まれればたちまち夢心地!

その2で説明したように、ウンカイにはフットボックスがあるので、ここに左右の足を入れるとズレないし足も暖かい。

中央部のスナップボタンを外して被ると、もふもふのダウンポンチョンとしても使えるのでインサレーションを一枚減らすことができる。脇が開かないようにちゃんとスナップボタンが付いている。(画像は17AW-18AWモデルのカラー)

ハンモックに座ると膝からすねまでカバーするからとても暖かい。これが本当に暖かい! 凌アイテムらしく、襟元は着物みたいになるようにデザインしてある。(画像は17AW-18AWモデルのカラー)

ポンチョ以外にも、半分に畳んで長辺のスナップボタンを止めれば簡易的な寝袋になる。 

とにかくもふもふなのでこんな風に並ぶとかなりヤバい(笑)(画像は17AW-18AWモデルのカラー)

ウキグモとウンカイはセットで使うとても相性がいいのだ。 

次回は、ウキグモで寝る(通常期)

 

 

 

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