四季の山を歩き、思い、創造する。
凌 手記
お泊りシノギング~2020~ の様子 【本番初日】
夜中に2℃まで下がったが風もなく比較的マイルドな朝が訪れた。
いよいよ年末のシノギングイベント五連チャンの第三弾の始まりだ。
本陣は「コ」の字型に展開し、モグ350、モグwool、ウキグモ&ウンカイ、そしてSolo Tarpの展示モデルルームとして活用する。
本陣脇には凌、EXPED、MOUNTAIN EQUIPMENTのサンプルを並べ、
その近くにモグ500、ウキグモlight、EXPEDハンモックなどを展示。
低山小道具研究家の森勝氏もやってきて早速テーブルにナイフやトーチを並べる。
続々とチェックインする孤高のシノラー達。
合間にちょっと休憩(笑)寝心地良すぎるEXPEDのマットとMEのキルト。
ハンモック村ができ始めた。
今では超レアな凌提灯。皆勤賞の証の凌手ぬぐいがずらりと並ぶ。
このイベント唯一のプログラム、有料地図読み講座の基礎編。講師一人に生徒二人という贅沢な講座。公平性を保つためにじゃんけんでくじ引きの順を決める。
じゃーん!
参加者のひとりが遅れているため森勝氏とマンツーマンという贅沢。
地べたに座って休んでいるわけではない。
地図読みに必要なポイントをわかりやすく簡潔に教える。こうしていると一時間はあっという間だ。
地図読み講座の後は凌談義。自由参加だがみんな集まってきてくれた。まずは森勝氏が火起こしデモンストレーションで盛り上げる。小ネタの引き出しは無限にありそうだ。
凌談義では凌&シノギングの定義や楽しみ方、決してULではないという事などをお話しして、シノラーさんからの質問にもお答えした。
今宵を凌ぐサンプルの貸出しでは、アグラスカートの争奪戦のすぐ脇でEXPEDマットの寝心地と暖かさをじっくり比べる第二世代のみなさま。
N君が用意してくれたジビエはあっという間になくなった。○○○のサービスはジビエのサービスだったのだ。
森勝氏は初めての焚き火のお手伝い。ツボを知っている人に教えてもらうと上達も早い。
そうこうしている間に暗くなり夕食の時間。孤高のシノラー達はそれぞれの場所でそれぞれに食事を楽しむ。我々も本陣に戻って休憩だ。
ほど良く解凍されたジビエをウッドストーブで炙る。これが不味いわけがない。
ハンモック村には薪を割る音と煙の臭いが漂い、あちこちのタープにハンモックの影が映る。
ちょっとごあいさつに回るだけのつもりが、いつの間にか提灯行列(笑)
鹿の角に本陣の提灯をぶら下げて、土足で他人の陣地に入り込む手に負えない輩たち(笑)
本陣に戻ると谷島がみなさんにジビエを焼いてサービスしていた。悪行のそばでこんなにいい行いがされていたとは・・・。
消灯時間になったのでそろそろ寝ましょうかね。
ではみなさん、また明日。
おやすみなさい。