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モグ連載⑦ 足元の調節

寒さも増してきて既にモグをご購入のシノラーさん達は実戦投入していることでしょう。

ここではモグの足元の調節について説明しよう。

これはダウンが封入されているモグ350と500が対象であり、モグ wool insulationは仕様が違うので対象外である。

モグは多くのシングル巾のハンモックの長さを十分にカバーする長さに設計されている。モグの全長はハンモックよりも長いのでこの「差」の部分はダウンをしっかり膨らますために上手に使っていただきたい。基本的にはハンモックの両端に合わせてモグの両端を固定してもらえれば良い。

頭側の末端

足側の末端

こうするだけでダウンが膨らむ余裕ができてダウンの持っているロフトを最大に活かすことができる。

モグが長いからと言って引っ張りすぎた状態で固定してしまうとダウンが膨らむ余裕がなくなりダウンのロフトを活かせなくなってしまうので引っ張り過ぎは禁物だ。

それから、モグ350とモグ500の足側の末端には24cmだけダウンの入っていない部分がある。

通常はこの状態で使っても問題ないが、もしも、足の先がこのダウンのないエリアにあるとかなり寒く感じてしまうだろう。また、足のつま先がちょうどバッフルの前後にあるとそこだけ寒く感じたりバッフルがあたって気になることもある。

そんな場合には末端を少し織り込んで絞ってみよう。

こうすることで爪先の寒さを解消することができる。

・・・しかし、身体の末端部分は最も冷えやすい。そして寒さに対する感覚は個人差がかなりあるので、使用する環境によってはこの微調整を行っても寒く感じる人もいるだろう。そんな場合にはダウンブーティーなどを併用していただきたい。使っていないダウンジャケットなどを足元のエリアに詰めるのもいいだろう。

この微調整とちょっとした工夫で、より快適に暖かく使用していただきたい。

 

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