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【シノギングに使えるロープワーク】 基礎編

最近似たようなシリーズもの記事が増えてきているが、懲りずにまた一つ増やそうと思う。

その名も、シノギングに使えるロープワーク 

シノギングで出くわすであろう様々な場面、状況を凌ぐためのロープワークを、実際の状況別に紹介していこうという企画。
今後徐々に増やしていき、講座のように索引をつくり参照しやすようにしていきたい。

そんな記念すべき第一歩に、まずは基礎編とし、ロープワーク時に実は名づけられている各部名称をご紹介。写真をご参照。

動端:ロープの末端(動かす側)。

ループ:クロスして閉じられた輪っか。

バイト:弛ませた部分。又はクロスしてない輪っか。

元:使っていない部分。

 

こんな名称がついていたのはご存知でしたか?口答や文章で説明しやすいようにつけられたのであろう。しかし、その実これら用語を使う事は意外に少ない笑(動端やループは使われるかも)豆知識として覚えておいてもらいたい。

 

次に、結び方の呼称。英語の場合、呼び名に共通点があるので下記をご参照。

 

ノット:1本のロープの端だけで結んだ呼称。又は一般的な結びの呼称。

ベント:2本のロープを繋いだ結び方の呼称。

ヒッチ:何かに結び付ける結び方の呼称。

 

これを知っておくと結び方と名称が一致しやすくなるだろう。日本名には適用されないが...

 

最後に、ロープの末端処理について。

末端切り口は解けてこないように、必ずライター等で炙り処理すること。火傷には十分ご注意を...

そして、コブを作っておくと末端だと分かりやすく、また結び目がすっぽ抜けそうになった時、最後のストッパーとして機能する場合もある。

 

そこで早速、この状況を凌ぐロープワークを紹介。

 

止め結び(オーバーハンド・ノット)
⇒恐らくコブを作れとなると誰しもが連想する結び方。締まると解きづらい。

八の字結び(フィギュア・エイト・ノット)
⇒止め結びより大きなコブを作れる。比較的解きやすい。

仲仕結び(ステベドア・ノット)
⇒八の字の派生版。さらに大きなコブを作れる。

 

3種類紹介したが、ロープの末端処理としては止め結びで十分。コブ作りとしてのポイントはコブの大きさ。これらを大中小とし使い分けてみよう。

 

本日はここまで。次回からはいよいよ実践。シーン別に紹介していこう。

乞うご期待。

 

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