goo

2月24日の「峠越えシノギング」の様子

天気の良い週末ということもあって混み合う陣馬高原下行きの急行バスに立って乗車。急行なので途中のバス停をどんどんすっ飛ばして走る。我々シノラー達は最初のバス停で下車してシノギングの準備を始める。山と高原地図の高尾にも奥多摩にも取り上げられていない中間のエリア。地形図を広げて今日はだいたい北西に進むことを確認する。


バス停から尾根の取り付きまではすぐ。


尾根の末端には神社がある。神社の裏から尾根を辿り始める。このように、シノギングでは神社から始まって神社で終わることが良くある。


今回のテーマは峠越え。当然だが峠までは登りが続く。尾根の勾配の変化をつぶさに感じて現在位置を推測しながら歩く。同行の森勝氏からは興味深い山の話がどんどん飛び出すので面白い。


589mのピークに到着。ここから東に派生する尾根も面白いが我々はこのまま主尾根を辿る。リピーターの皆さんはツユハラヒとクナイをすでにお持ちだが、初めての方々にも試してもらう。実際のシノギングで試すと使い勝手とか機能が良く分かる。


次の小ピークには大胆にも木に直接書き込みが!


伐採をした後なので西側が開けて気持ちがいい。


尾根を素直に辿るルートはとてもわかりやすく、直登と直下りが入り混じる。こういうルートは本当に面白い!


そんでもって、ちょいと上ると今度は東側が開けて八王子から都心方面までの眺望が得られる。雪もちょっとだけ残っていて楽しすぎる。


北の方を見るとこれから辿る尾根が見える。このルートの最高地点に入っているのでしばらく緩やかなアップダウンが続く。尾根上は西風が強くて寒かったり、風のない日向に出ると暑かったり、レイヤードの調節が忙しいが、AXESQUINのカザハナをベースにツヅラヲリハゴロモを着れば、忙しいレイヤード調節も不要。着っぱなしでも快適に凌ぐことができる。


尾根に沿って走る送電線は地形図にも載っているのでいい目印になる。送電線があれば送電鉄塔もある。間近で見る鉄塔は迫力がある。鉄塔萌えタイム。これまで高尾っぽい雰囲気の山が峠のあたりから奥多摩っぽい雰囲気に代わる。こういう変化も面白い。


648mピークで昼休憩。
南に張り出した尾根なので陽だまりが気持ち良すぎる。


シノギングイベント参加者のハンモック率は非常に高い。



ハンモックがあれば陽だまりの中でのんびりリラックスできるのだ。



お宅訪問をして装備を見せてもらったり、情報交換の楽しい時間。


気持ち良すぎてこんなふうになっちゃいますよね~!


お昼の後は下るだけ。それでも途中の気になる場所のチェックは欠かさない。いたずらで一本書き込まれて533mになってしまった、本当は523mのピーク。


お弁当広場に最適だ。


505mピークの神社とその下段からは都心方面と五日市方面の眺めが良い。ゆっくり歩いて寄り道をしていたらバスの時間がっ!!(汗)この後急ぎ足で下山することになりました・・・。参加者の皆さん申し訳ありませんでした。


こんなこともあろうかと、出発前の神社で撮った記念写真。はい、例の決して笑ってはいけない、凌ぎ前のピリピリした雰囲気のヤツ。


うしろ姿は横綱の土俵入りみたいで勇ましい。ツユハラヒがいいアクセントに。


最後にバタバタしてしまいましたが、春の陽気を感じられるようになった低山の峠越えシノギングを満喫しました。
皆さんありがとうございました。
またの参加を心からお待ちしております。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする