四季の山を歩き、思い、創造する。
凌 手記
EXPED Hammock 集中講座 - その4 モスキートネットを使う
EXPED Hammockは日帰りハイキングやオーバーナイトのハイキングに活用できる携帯型ハンモックだ。
適当な木立さえあれば簡単に短時間で設営できる。足場が悪くても、地面が濡れていても関係なく使える。ソファーになったり、ベッドになったり、汗をかいたり汚れても気軽に洗濯できる。これを持っているだけでハイキングの楽しみがぐっと広がる。
AXESQUINが提唱する低山の楽しみ方「凌」、「シノギング」に相性抜群の道具でもある。
そんなEXPED Hammockの使い方をシリーズで紹介する。
モスキートネット(バグネット、蚊帳)を使う
モスキートネットの設営方法をEXPED Scout Hammock Mosquito Net(260g)を例に説明する。
モスキートネットを通す
モスキートネットはハンモックの長さに合わせたチューブ状になっているのでハンモックの片方のラインを外してモスキートネットを通す。
モスキートネットを吊る
上部のループに細引き紐を通してモスキートネットを吊る。
細引き紐はモスキートネットの中に通しても良い。
モスキートネットを固定する
モスキートネットの端はドローコードとコードロックで絞れるようになっている。
(小技)
端を絞った後、コードロックをハンモックのスリットラインのスリットに通せばモスキートネットを固定できる。
モスキートネットへの出入り
モスキートネットの中央下部には余裕のある大きさの出入り口がある。
出入り口は地面に接しているので虫が入りにくい。
少々重くなったり、嵩張ったりしても、こういう使い勝手を優先させるところがEXPEDらしい。
モスキートネットの内部
モスキートネットは外から見えにくく、中からは適当に外が見えて圧迫感がない。
モスキートネットを広く使う
モスキートネットの線に対して中央垂直方向に細引き紐を張ってネットを吊り内部空間を広く使う。
張った細引き紐の適当なところによろい結びでループを作りカラビナで吊れば一時的にネットを片寄せる時に便利だ。
カラビナがなければ小型のフックなどで代用できる。
モスキートネットを片寄せる
ねぇねぇ、ハンモックに座ってコーヒーを沸かしたり食事を作ったりするときにモスキートネットはどうすればいいの?
ムフッ、そんなときにはモスキートネットをカーテンのようにスライドさせて片寄せることができるんだよ~。
中央垂直のラインにカラビナを使っているからこういうときに素早く対応できるのだ。
このように、モスキートネットを併用すれば虫の多い季節でも快適にハンモックでゆらゆらできるのだ。
集中講座 - その4はここまで。
次回、その5はタープを使う。
EXPEDハンモックやモスキートネットを体験できるイベントを9月24日に開催します。
定員にはまだ若干の空きがあるので興味のある方はお気軽に参加して下さい。
イベントの詳細は9月2日投稿のブログをご覧ください。