師匠の不思議な日常

天の語らい地の学び 香る神々との対話 天界、龍神界の物忌み(巫女)師匠こと天卜占と弟子で審神者(さにわ)である臣の日々

自分の不都合 相手の都合

2010年10月06日 | 天意の実践

ホームページをリニューアルする前に、師匠へ直接、仮の予約を

されていた方から、その後連絡がないまま、その日は、別の方

からの予約が入ったため、そちらを優先して、神事をさせて

いただき、数か月が過ぎた。

以前より、「改めて、予約します。」と言いつつ、具体的な日が

決まらないまま数年が経っていて、今回は、具体的な日を言って

来たので、仮予約で入れていたのだ。

この方は、私のきものの時にご紹介いただいた社長さんの会社の

関係で知り合ったのだが、

垣間見るに、仕事に対して、本人は問題を抱えていたらしく、

ときどき、師匠の方へ、メニューのことで、お問い合わせを

いただいていた。

先日、たまたま、その社長さんと連絡を取ることがあったので、

会社の方へへ電話をさし上げると、その方ではなく、

別な方が出て、取り次ぎいただいた。

忙しいのかな?と、何気なく聞いたら、既に辞められていた。

なんでも、社内的に、たいへんまずいことがあったので、

辞めていただいたのだそうだ。

「私の神事(かみごと)の先生から、もう、ずっと、

悪しき魂の持ち主だから、一刻も早く、取り除きなさい、

と言われていたのですが、ついつい、重宝がっていたら、

今回、発覚したことがありましてね。」

と、おっしゃっていた。

師匠に報告すると、

「んー。器用な人ではなかったからなあ。

ご自分でも、仕事がさばけないで悩んでいたようだしね。

それが積もり、積もったんだろうな。勤続年数が長かった分

いろいろ出てきたと思うよ。

でも、『悪しき魂』ってのは、どうなんだろうね。

確かに、社長にとっては、不都合が発覚したが、それまでは、

いてもらった方が、都合がよかったから、霊能者の先生の

ことばには従わず、自分の都合に添った。

それが今回は、痛恨のミス。あまりに大きな穴をあけた

ために、解雇に及んだ、ってことじゃないかなあ。」

最期に決めるのは、自分であり、自分の都合だ。

どんなに、すごい霊能者の先生にお伺いをしても、

ひとは最終的には、自分にとってよい、選択をする。

だから、私たちは強制はしない。あくまで提案だと

思っている。

それで、どのような選択をし、その結果を選びとるかは、

ひとえに、

自分の運のよさ、

だけなのかもしれない。

神さまのご加護を得ている。

または、

自分を律し、正しくコントロールしているという、

これなくば、今の時代を生きるのは容易ではない。

以前、お伝えをいただいたことば。

これよりはさらに、まよいはさらに深まろう

よにわななくものは、さらになげこう

神さまがおっしゃっていたように、迷う人は迷いやすくなり

悲観的に物事を捉える人には、さらに悲観しやすくなる。

だからこそ、神を観るものには、神を感じられる。

なんと、ありがたいことだろう。

ここで知り合えた方々へ、よき贈り物がが届けられることを

念じている。

コメント
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