ノーベル賞受賞者が発表され、今年は2名の日本人がその
功績を認められ、栄誉に輝いた。
お二方のすばらしさもさることながら、お二方が学ばれた
師のなんと、すばらしいことか。
以前、
偉大な師とは、偉大な師を育てることである。
と、伝えられた。
まさにそうだ。
偉大な師とは、偉大な弟子を育てるものではない。
後に続く、偉大なものたちを育てるのだ。
偉大な神は、偉大な神を育てる。
自分をことさらに偉大だとひけらかす必要はないが、
偉大な道を歩めば、おのずとその道は偉大な道となるように
自らが偉大な神であれば、自らの内に宿る偉大な存在は、
偉大な神であることに目覚めるのだ。
その目覚め、歩むお手伝いとなれば、幸いである。