私 「師匠が潔斎している間に、世間では、もう年の瀬ですよ。」
師匠「まだ、なにも準備していないだ、歳神さまをお迎えするのに。」
私 「新しい歳神さまをお迎えする準備ですか。」
師匠「神社では、煤払いの神事をおこなって、祓い清める。
家の大掃除も、同じ意味合いだよね。
門松や注連縄は、ある種目印なわけで、
新しい歳神さま、どうぞこちらへ、(我が家へようこそ)
ってことだしさ。
ホツマによると、魂は、この世界とサゴクシロと呼ばれる世界を
行き来していると、考えられている。このあたりは世間でいわれ
ているスピリチュアル系の考え方と同じなのだけれど、実は、
古くから日本の教えにあったんだ。
神々もまた、再生する。一年がたって、また、新しい歳神さまを
お迎えするわけなんだな。
さださんのハッピーバースデーって、歌にあるように、
『昨日までのきみは死にました おめでとう おめでとう
明日からのきみのほうが 僕は好きです おめでとう』
って、わたしたちもまた、再生している。
誕生を境に、そして、歳変わりを境にわたしたちもまた、
再生する。」
私 「で、これから忙しくなるわけですね。」
師匠「うわあ~ん。」