オーディオスペースコア

福井にあるオーディオスペースコアというショップです。
ちょっと拘ったオーディオを楽しんでみませんか?

消え去る銘機。(T_T)

2008-03-18 10:30:29 | Weblog
最近、中国の影響、資源の問題などで、原材料費や原油の高騰によって拘った良き製品がどんどん値上げに追い込まれています。
現在では、ドルは安いけどユーロは高いまま。
為替レートの変動よりも深刻なのが、原材料費の高騰です。

なぜかというと、高くなると売れなくなるという安易な考えから同じ値段で作ろうと企業努力をするのですが、コストダウンにも限界があり、知らず知らずにクォリティーダウンが生じているのです。
オーディオ製品や楽器などは、音を聴けば一発で分かっちゃいます!(@_@)

そこらへんどを理解しているメーカーは、値上げをするか生産を打ち切る形をとらざるを得ません。

残念な話しですが、数少ない本物といえる芸術域の銘機達がどんどん姿を消えています。
その中で、今回最大の危機!?は、Dynaudio社の25周年記念モデル SPECIAL25 です。

このSPは、社運をかけた記念モデルの一つで、生産終了の理由は、「30周年記念モデルが出たから。」というもの。
ま、分からないでもないですが、この価格帯で代わりになるものがここ5年間全く無かったので、単純に無くなるのは困った話し。
もう一つ考えられるのは、スペシャルモデルは専用パーツを使ったりしている関係で次のロット確保をするのに物凄くお金がかかること。

生産完了のお告げをされてから、輸入元やデンマーク本社の在庫を確認し、なんとか数セットを確保しました。

コレだけコストパフォーマンスの高いスピーカーは、今後出てくる可能性はゼロに近いでしょう。



これからの時代は、良いものに巡り会う可能性の低い時代になっていくでしょう。
もう少し、利益だけでなく音楽文化やオーディオの文化のことを考えて、ゆっくりとした時間軸のビジネススタイルを確保して欲しいものです。

オーディオセッティングを考える

2008-03-17 13:23:12 | Weblog
同じメーカーで同じ型番。どこで買っても同じ音!?

違いますね~
ご存知のように、オーディオは組み合わせやセッティング次第で良くも悪くもどうにでもなります。
それをヒヤリングだけで追いかけても無限ループに入っちゃうし、だからといってカタログのスペックや雑誌の評価を想像して組み合わせても、好きな音になるかどうかは未知の世界。
人によって好みはマチマチ。理論や評価だけじゃいい音なんて出るわけが無い!

そこで、コアではヒヤリングや理論立てはもちろんですが、実際の特性も組み合わせて、より理想のサウンドを追いかけてます。

そこで、セッティングに使用する機材の一部を紹介しましょう(^^)

これは、FFTアナライザーといって、F特はもちろんですが、同時にあらゆる帯域、レベルをリアルタイムで見ることが出来ます。
また位相も各周波数ごとに位相角も見ることも出来ます。

コレの他に、理論値を出すためのシュミレーションソフトを併用し、実測値と照らしあわして、理想のセッティングをしていきます。
もちろん、部屋を設計するときにも使用します。

特にハイエンドスピーカーや部屋を設計するときは必ずシュミレーションと実測をして、お客様宅でベストなセッティングを行なってます!


スピーカースタンドの比較試聴(^_^;)

2008-03-16 11:30:52 | Weblog
お気に入りのアコリバRSS-602(生産完了)の代替になるスタンド探しですが、今回はアコリバの後継機、RSS-600との比較試聴です。

正直言って今の段階ではRSS-602の方がクォリティーが高いです。(^_^;)
倍音が伸びていて、立ち上がりが速い。
音色には変な癖は無くいい感じなのだが、レンジが多少狭いせいで伸びやかさに欠ける感じ…。

理由は多分…

①支柱の材質(鉄でも鋳鉄っぽい。高域の減衰が多過ぎ!?)
②支柱の仕上げ(ざらざらしてるので倍音が伸びない)
③インシュレーター(スパイクと比べて立ち上がりが悪い)
こんなところでしょうか??

もう少し改良して欲しいと思いますが、どんなもんでしょうねぇ~
手放しでいい商品はなかなか無いなぁ~

コレに懲りずに色んな製品を試聴しまくろう!!

お奨め電源ケーブル(^^)

2008-03-16 10:04:56 | Weblog
3/15にクライオオーディオテクノロジー社からリファレンス処理の電顕ケーブル、SCR-ACP1.8mが発売され、早速比較試聴してみました。

前回、ブレーカーのリファレンス処理には驚かされましたが、今回は電源ケーブル。
こちらも、スーパークライオ処理のモデルSC-ACP1.8mと全く同じ仕様で処理が違うだけ。

当店には、あらゆる電源ケーブルがあって比較するには良い環境。
PADのACドミナス(38万)まであるので、かなりのハイエンド域での判断が出来ますが、今回のリファレンス処理の電源ケーブルは42000円とハイエンドとは言い難いリーズナブルプライス。

さて、音質は…

これがまたまたどうして、良いんですよ~
バランス良し、艶良し、倍音良し、エネルギー良し、レンジ感良し…
この価格なら全く申し分ないどころか、10万~20万の電源ケーブルと比較しても全く負けてない!(@_@)

リファレンス処理、恐るべしです!!


dcs納品(^^)

2008-03-15 11:51:32 | Weblog
今日は英国dcs社のスカルラッティCDトランポDACを納品してきました。



新色のブラックです!
dcsはやっぱりブラックですね~(^^)v

トランポはエソテリック社のVRDS-NEOメカを使用していて、抜群のトレースを誇り、デジタル回路は世界でトップのdcsという、世界無敵のコラボトランポです。
理論的にも素晴らしいですが、サウンドも素晴らしい!
「何か知らないけどいい音」だとか「理論的だからいい音のはずだ」じゃ、いい機器には巡り会わないし、買っても直ぐに飽きちゃうでしょう。

まあ、今回の納入した金額は750万ですから、中途半端な理論やサウンドじゃ、買ってもくれませんし売る気にもなりません!(^_^;)
また、この手の商品になるとケーブルや電源環境、セッティング等…凄くシビア。
宝の持ち腐れにならないように注意しないといけません!

ハイエンドで素晴らしいサウンドを繰り返し出会うことで、本物のサウンドとは何か?って言うところが見えてきます。
だから、当店で扱うリーズナブルな価格帯の商品も拘らざるを得ないんです。(^^ゞ

音質は価格じゃなくてバランス!

2008-03-14 16:06:33 | Weblog
今日、当店オススメの最安値アンプが展示で入荷しました。(^^)v
富士通テンのTDA501Ⅱです。

価格は3万円!

600万のアンプまで試聴できるお店ですが、コアのポリシーは「価格じゃない!バランス!」
「価格じゃない!」って言われても説得力はありませんが…(^_^;)

日頃からメーカーさんに新製品やなにやらかんやら…と試聴機をお借りして、本当にお勧めできるものを探しているんですが、95%はバランスが悪いですね。
音質って一言で言っていますが、低域と高域の音色が違ってたり、位相が狂っていたらバツです!
そうなると、いくらお金をかけてもどんどんシビアになりバランスをとるのが難しくなってくるんです。

もちろん、費用対効果としてお奨めしてますから3万円と100万円のアンプを比べてどうか?ってことは言いませんし、論議することがナンセンス。
アンプだけに限らず全て同じことが言えます。

アンプはスピーカーによって特性を吟味しないといけません。
ネットワークが複雑なスピーカーは真空管じゃ鳴らせないし、ビンテージ系の能率のいいスピーカーは最近の大出力アンプじゃ合わないし…と、電気的な特性も音も両方からアンプ探しをしております!





ドイツサウンド、ブルメスター試聴

2008-03-14 12:42:27 | Weblog
今日は、ドイツのブルメスター社のプリメインアンプとCDプレーヤーの試聴です。
051プリメンアンプは100万、052CDプレーヤーは85万です。

ドイツは質実剛健的なイメージがそのままサウンドに出てます。
クルマも同じような匂いがしますね~。

まずは、アンプから試聴。いつも思うのですが、音は出ているししっかりもしているのに華が無い、そんな製品が最近多い。
ドイツらしいって言えばらしいかな?

そこで、CDも組み合わせたら…
「ほぉ~」色気が出てきましたね~。

どうも、インピーダンスとの関係とレヴェルの関係がブルメスター同士だと試聴して音決めしているのか、ピッタリとマッチングした感じを受けます。

でも、コアの考え方は、「個々にクォリティーと音楽性を持っていて、魅力的であること」なので、相性で良かったり悪かったりじゃ困るんですよね~
ま、「そんなことどうでもいい!」って程の音楽を聴かせてくれるのなら有りなんですがね…。
また、組み合わせの自由度が減るということ。
オーディオの醍醐味の一つは、組み合わせ自由ってこともあると思います。
一つの会社が全て自前で推奨しているカンパニーもありますが、自由度は減りますよね。
自分を主張するのなら「個々」でして欲しいと思う、今日この頃でした。(^^)






お客様宅ルーム

2008-03-11 16:59:55 | Weblog
昨日、お客様宅ルームの写真コーナーをやめて展示用ラックを置きましたが、写真がないと寂しいのでスライドショーで見れるようにしました。(^^)v

文明の利器ですよね~(^_^;)

機会があったら見てやって下さい。m(__)m
もしかして変な映像が紛れてるかも…笑

スピーカースタンドの思案

2008-03-11 13:33:34 | Weblog
今日はSPスタンドの比較試聴です。
何故かと言いますと、お気に入りのSPスタンドが生産完了になってしまったから、代わりのSPスタンドを探してるという訳です。
お気に入りのSPスタンドとは、アコースティックリヴァイブ社のRSS-602(502)です。
このSPスタンドは、アルミと鉄と真鍮を組み合わせて音色の偏りが無いように、上手くバランスをとっています。
内部の充填材もテフロン系樹脂ビーズを使用していて、制振し過ぎずこちらも上手くチューニングされています。
他社のスタンドを色々試してきましたが、どれも…×!
エネルギーバランスがおかしいもの、倍音が死んじゃう制振し過ぎのもの…など、どれもコレも×××!!!

アコースティックリヴァイブ社の新製品は価格も1.5倍になってしまって、予算的に厳しい方は選択できませんし、RSS-601(501)の1本脚のリーズナブルな価格帯もないし…

そこで今回は、TAOC社のASTⅡ-50HBとの比較試聴です。

さて結果の程は…(^_^;)

秘密のBYBEE~

2008-03-10 15:57:15 | Weblog
微細な信号はノイズに埋もれてしまい聴こえなくなってしまうのは、オーディオ趣味として最大のテーマであり問題点だ。
スピーカーから聴こえるノイズじゃないですよ。聴こえるノイズではなく、高周波障害等から発生する「量子ノイズ」のことです。
この「量子ノイズ」が、音楽の細部のニュアンスや空気感や艶、倍音成分などに影響し消えてしまうんです。

その「量子ノイズ」を除去できれば霧の晴れたステージサウンドが見えてくるはずです。

そこで、アメリカの軍事技術でアンダーグランドで活躍している「バイビーテクノロジー社」の、「バイビークァンタムピューリファイヤー素子」を使って、こんなものを作っちゃいました!!

実際の詳細は色々問題があってここではお見せできませんが、ハッキリ言って凄いです!
(モザイク部分は見せられません…(^_^;))
どんな機器にも簡単に装着できて、このクォリティーの再現はビックリですよ!
「せっかくの機器の性能が60%位しか出てなかったのかぁ~」って思っちゃいました。(@_@)

ご興味のある方は是非ご来店ください。比較試聴しております!
価格は店頭にてご確認ください。
大変申し訳ないのですが諸事情で通販は出来ませんので予めご了承ください。m(__)m