笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

6年生 バレーボール教室

2011-02-20 22:47:27 | Weblog
 きょうは、帯広市内の6年生のためのバレーボール教室が行われた。中学校に行くにあたり、ローテーションを覚えるということや、他校の人との交流などが目的で、昨年に続いて2回目の開催である。
 子供たちは、希望ポジションに沿って、各チームばらばらで編成され、指導者も複数でその日一日だけのチームの指導者となる。去年もそうだったが、今年も新鮮な気持ちで子供にかかわることができた。また、他チームの指導者といろいろ話ながら進めることも楽しかった。
 即席のチームなので、子供たち一人一人は緊張と不安で、動きもぎこちなく、自分のことで精一杯のようだった。そして更にローテーションの動きを覚えなければならず、頭はパニック状態でばたばたとしている感じだった。それは仕方がないことだが、こういうときにこそ、日頃の自分が出るということを感じた。今までどのようにバレーボールに取り組んできたかということがもろに出ていたように思う。また、日頃から考えることができている子、できていない子、自分に負けない子、負ける子など。そして、基礎・基本ができている子は、それなりに対応できていたが、それが身についていない子は、レシーブをはじき、サーブが入らず、アタックもネットにかかっていることが多いように感じた。
 うちのチームの子は、6年生が2人だが、一人がかぜで欠席したため、一人の参加だった。最初の場面で指導者の指示に対して、的確に行動できていたのはうちの子だけだった。それから、練習やゲームの中では精一杯のプレーながらも、日頃のプレーができていたように思う。ただ、サーブやアタックなど、もう少し基礎・基本ができていないところがあるので、残りわずかの時間の中で指導していきたい。
 きょうの教室の中で、ひときわ輝いていたのが、私がかって教えていたチームの子だった。ウォーミングアップから自然体のウォーミングアップをチームの人に教えていた。また、声だしもひときわ大きく、みんなをまとめ、自分のできることを精一杯やっていた。また、アタックは、中学生ネットでやったが、その子は背が低いにもかかわらず、私が教えた通りの打ち方をしているため、無理のないアタックになっていた。何より思い切りバレーを楽しんでいた。私の手を離れていても、そういう動きができているのがとてもうれしかった。そして、自然体バレーを続けていると将来につながるということも確認できた思いである。
 ここのところ、仕事が忙しく、バレーの方にまで気持ちが向かない日が多かった。きょうの教室を通して、もう一度今の子供たちに指導しなければならないことがいろいろとわかった。明日からの練習でこつこつと取り組みたい。日々努力。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする