群青色の空と

遠くから眺めても、近くに寄っても美しい伯耆大山です。ゆっくり登れば出会いと感動があります。

(7-3) 強風の槍尾根を行く

2012年07月17日 | 大山と自然

平成24年7月16日  強風の槍尾根をキリン草付きから行く

 5時に目が覚めましたが、床の中でウトウト。。。
いつもの時間にならないと頭が起きません。

7時30分に文殊堂の駐車場に車置き、15分で身支度して
先週と同じルートをユートピヤ小屋目指して尾根歩きするつもりでした。が、

赤いテープが目印、キリン草付きへの急登りが待ち構えています。 
山はガスで真っ白でした。


「クガイソウ キリン草付きで」

南斜面を強い風が吹き上がって来ます。
クガイソウの花も激しく左右に揺れ動きます。


「強風で 揺れるオオバギボウシの花」

 ガスの中、草付きの最上部に登って来ました。
強風で、立っていられません。
汗でぬれた体は冷えて寒くなってり、耐えきれず、
ザックの中から着替えを出して着込み、その上にレインウエアで体を包み
登山道のくぼみで腰を下ろして、風の弱まるのを待ちました。

 30分程経過して、少し風が収まりガスの切れ間から日射しも射して来ました。
槍尾根は相変わらすガスに覆われ姿が見えませんが、
キリンの鉄柱に向かって登れそうです。


「陽が射す 一ノ沢の斜面」

槍尾根は濃いガスの中ですが、
大山周辺は良く晴れています。
周囲の暖かい気流が大山の斜面を駆け上がり、
強風となって尾根を吹き抜けているようです。


「三ノ沢の壁面」


「一ノ沢の壁面」

 重いズームレンズですが、準備していてラッキー。。。
ズーム300mmで目一杯寄りました。


「一ノ沢の壁面」


「槍尾根の影から 日本海の海岸線」

濃いガスの境目から、晴れた日本海の海岸線が望めました。
日本海側も晴れているようです。


「槍ヶ峰」

三ノ沢から登ってくる登山者が見えます。


「槍尾根と槍ヶ峰」

 槍尾根に掛かっていたガスが少しとれ、
尾根と槍ヶ峰が見通せるよになってきました。


「槍尾根と烏ヶ山 槍ヶ峰より」


「天狗ヶ峰への尾根」

天狗ヶ峰からユートピヤ小屋に下る予定でしたが、
天候が不安定で槍ヶ峰止めです。
上空は相変わらず、黒い雲で覆われています。
いつ、雲が降りて来るか不安です。
三ノ沢を下山しました。


「ユートピヤ小屋 槍ヶ峰より」

 象ヶ鼻に立つ登山者がいます。


「象ヶ鼻 ズーム」


「イヨフウロウ」

 槍尾根はイヨフウロウの花が目立つようになってきました。


「シモツケ」

ピンク色のよく似た花ですが、 シモツケは低木、シモツケソウは草です。


「槍沢のクガイソウ」

咲き始めです。
クガイソウ、シモツケソウ、・・・
例年の通り7月末前後が花のシーズンになるのでしょうか。?


「三ノ沢」

一時舞い上がっていたガスが、また尾根に掛かってきました。
ガスの切れ間をねらって、尾根歩き。。。
今日はラッキーな1日でした。


「サルナシの花」

15:30分 文殊堂の駐車場に無事下山。
いつものように、山は気まぐれ。。。準備は十分に。


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