美大受験クラス(京都芸大専科)立体課題のテーマは「与えられたケント紙を用いて、ある動物を想像して、立体を構成しなさい。」
1980年度京都市立芸術大学の立体課題を出題しました。⇨『京芸過去問』
(京芸過去問25年間「1994~2018年度」を公開中です。)
今回の動物とは脊椎動物はもちろん、貝類、昆虫など幅広い生物を含んだ系統群を指します。
他の人と被らない動物をイメージするのも重要なポイントとなります。また与えられたのはケント紙のみなので、如何に工夫した作りであるかも求められています。
画像右側の浪人生Wさんの作品はコンセプトが明確だったのが特に良かったと思います。
作品に含ませるメッセージ性は根幹の部分でもあります。
コンセプトがしっかりしていないと、それだけで内容の薄い作品になってしまいます。
この調子で次の作品も期待していますよ。