絵画教室アトリエ伊丹ブログ

川西市、西宮市、宝塚市、尼崎市、池田市、豊中市、箕面市近郊。兵庫県・大阪府内最大手の美術予備校/画塾です。

ポカリスエット、紙コップ、折り紙

2017年04月10日 | 美大受験クラス

美大受験クラス(京都芸大コース)の国公立対策レッスンの描写課題は「ポカリスエット、紙コップ、折り紙」(B3画用紙/4時間)です。

昨年度の京都市立芸術大学では紙コップが50個まとめて出題されたのは記憶に新しいですね。今回も紙コップで基礎対策を行いました。

紙コップは単純なモチーフと思いきや意外と注意する点が多くあります。

①どのような置き方をしても中心線に対し90度で二つの楕円を描く、②遠い楕円の方により丸みをつける、③底面の紙自体(約0.5mm)の厚みを描く、④紙の継ぎ目を描く、⑤稜線を濃く描くことなど。(画像作品を参考にして見てください。)

デッサンの基礎が出来てない人は①~⑤全て正確に描けていないことがあります。

ポカリスエットも紙コップの応用で、レタリングや反射に惑わされずにまず立体感を出すことが大切です。大きな面を描きながら細部も仕上げていくのが理想です。

これから夏に向けて基礎をしっかり身につけてほしいと思います。

 国公立対策レッスンのご案内

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』  美大受験クラス・描写作品集