本日のプライベートレッスン(立体)のテーマは「柔らかい曲線や曲面を主役にし、直線的な要素を脇役とした有機的でのびやかな立体」(3時間)です。
材料はケント紙2枚、波段ダンボール紙2枚、トレーシングペーパー4枚、両面テープです。
今回は接着の難しい両面テープだったので、皆苦戦していました。
思ったより粘着性が低くボール紙がうまくくっつかない。付けたあとに剥がれる生徒もいました。
受験当日はどんな配布物が出るかわかりません。普段練習しているカネダインのような初心者でも扱いやすい接着剤が支給されることは稀です。
配布物は皆同じです。「両面テープが使いづらかったから良い作品が出来なかった。」なんて言い訳は通じません。
ほとんどの生徒が両面テープを剥がして使用していましたが、実は二重になっている上の面を剥がさずそのまま貼り付けるというのが強度を保つ方法だったのですが、それに気づく生徒はいませんでした。
『両面テープは上の面を剥がして使うもの』という概念があると、中々そういったことができません。
立体は少しのコツとひらめきが大切です。新しい発想やアイデアを毎回自主的に表現できるようになれば完成度は一気に変わります。
今日のレッスンを教訓に、さらに成長してほしいと思います。
『絵画教室アトリエ北伊丹』 http://atelier-kitaitami.jimdo.com/