MVNO やらあれこれ

MVNO というものがなんとなーく注目を集めつつあるような。
携帯電話会社から回線を卸してもらって独自の値付けで売る会社、が
「MVNO」というものでして、最近は総務省の肝いりで拡大中。

MVNO にはいろいろと特徴はあるのですが、ざっくりとは:

●データ通信回線を中心に売る会社がほとんど
●携帯電話会社があまり売らない小容量回線の取りそろえが多め
●スピードを抑えるかわりに低料金とする会社もあり

●総じて音声通話の料金は高め

●サポート体制は総じて携帯電話会社よりも簡素
●ただし会社によってはあえて厚めのサポート体制を敷くことも

●ほとんどの MVNO はドコモから回線を買い受けている
●その関係でドコモの機種だとほとんどの MVNO で使える

と、そんな感じ。ちまっと必要量だけ買いたい人と相性がいいかな。
また、「こまごまとした説明が要らない人」、詳しい人向けでもあります。

逆に、よくわからないけどなんとなく不便なく使いたい場合には
MVNO は全く向きません。使い方によっては携帯電話会社より割高にも。
特に音声通話が多い人は MVNO は避けるべきです。

この説明でなんとなく程度にもわからない場合は、おそらく MVNO は不向き。
サポートにかかる費用を削って割安に提供する会社が大半ですので、
丁寧なサポートが欲しい場合は相応の費用を払って普通の携帯電話会社と契約を。

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要するに LCC 的な商売と考えればよいのですよ。
ドコモや au が JAL やら ANA やらのポジション、MVNO 各社が LCC。