這い寄る 64bit スマートフォン

ここ半年くらい、SoC と呼ばれる半導体製品の発表が多めです。
スマホやらタブレットやらの心臓部として使われる製品なのですが
かなりハイペースでパワーアップしていく気配です。

我が道を行く Apple はともかく (自社でハードもソフトも作る)
大半のスマホメーカーは Android の機能拡充を見ながら製品を作る形なので、
Android 5.0 が投入された影響がかなり出てきたといったところ。

Android 5.0 は見た目の変化もかなり大きいのですが、
対応するハードウェアが大幅に強化されたという変化もあります。
搭載できるメモリの限界が 4GB 以上…しばらく現実的な壁がなくなり、
3D ゲーム等のかなり重たいアプリもぶん回せるようになります。

で、その Android 5.0 の仕組みを活かせる SoC が現在大量投入中。
Snapdragon 810 とかいうのは夏モデルのスマホで多数採用されそう、
対抗馬として Tegra K1 あたりがどこまで食い込めるか、とかそんなの。
実際には両製品とも次世代の話がちらほら聞こえてきます。

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この辺の SoC 製品は既に量産中、なのですが、他の製品と組み合わせて
1 台のスマホが出来上がる性質のものになるので、
一般消費者が買える形になるのは SoC の出荷開始からかなり後。
1 年くらいかけてやっと出回る場合も多々あるようです。

国内向けにはおそらく、夏モデルから。今回は劇的に変わる予感。