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方位を考慮して選ぶ、窓の遮光

2011年07月14日 | ●注文住宅/インテリア・内装仕上

夏の日差しが強いこの時期は、我が家では、昼間不在にしておりますから 日中は、東も西も窓のロールスクリーンをしめ切りにしております。

室内に入ってくる前に暑い熱線をカットしてほうが有効ですから

本当は外付けブラインドを取付したかったのですが価格が高く、あきらめました。

 

こちらは、自宅の西向きの階段の窓。

階段の窓でも手を抜かず、ロールスクリーンを2枚使いにして

一枚は遮光等級の高い布、一枚はレースのように使えるシースルーの布を選んで組み合わせております。

ガラスを透明にしておりますので夏以外は、完全にあけるか、シースルーをさげています。

2階のトイレも西向きに窓があるのでしめております。

こちらは、ガラスが型ガラスになっているので遮光のもの一枚で。

冬はあけています。

リビングの西向き窓ですが、ウッドブラインドにして少々後悔しております。

木そのものの断熱性能は高いですが

密閉度が低く、ルバーの間から光や熱が入ってきてしまいます。

夏以外は、外部からの視線も適度に遮ることができ、

光もルーバーの調整で室内に取り込むことができますので重宝しています。

方位をよく考えて、ウィンドウトリートメント(窓周りのカーテンなど)も選択し

より省エネに、光熱費を安く、快適に過ごしたいものです。

ちなみに我が家のエアコンの温度設定は、28℃から30℃。

28℃では、じっとしていたり、昼寝をしていると寒いくらいです。

 

FPの家の窓周りカーテン等の選び方のポイント

<夏対策>が肝心です!

FP工法の家は断熱、気密の性能が大変高いですから、

あとは窓から入ってくる熱を抑えてあげますと 

さらに、快適に光熱費も安くお過ごしいただけます。

 ペアガラスは断熱タイプを使用しておりますが

残念ながら熱い熱線を100%はカットしてくれません。

 

夏の朝は、朝日が入る東の窓のカーテンなどを閉めて、 

光は西や南から取り入れて、 

夕方は逆に 西の窓のカーテンなどを閉めて東側を開けましょう。 

 

遮光等級の高い布地を使ったカーテン、ロールスクリーンやシェードなどを

お使いいただくことをお薦めします。 

遮光のものを開けている時、外部からの視線が気になる場合は、

レースのカーテンなどと併用していただくと良いでしょう。

ダブルロールスクリーンを使い、

窓ガラスに近い方を遮光布のタイプにしてあげて

室内側を薄出の布のものをレースのカーテン替わりに使われると効果が高いです。

 

木のブラインドは熱を伝えにくいのでお勧めです。 

視線もさえぎり、暑さもしのぐという点では

木製ブラインド、バーチカルブラインドもよいです。

ただし、閉めてもルーバーの隙間から光や熱が若干漏れて入ってきますので

暑い熱をさえぎるという点では遮光等級の高い布地系のロールスクリーン等に比べると少し性能は少し落ちます。

スチールのブラインドは熱を伝えてしまいますのでお勧めではありません。

 

<冬はパッシブに太陽の熱を取り入れ過ごしましょう!>

冬は、カーテンやロールスクリーンなどは、太陽の出ている間は積極的に開けましょう!

太陽の熱をたっぷりとりいれてあげるとその熱で床や壁が暖まり、

高断熱・高気密の家は暖房がいらない位に暖まります。

冬は、日が完全に落ちる前にカーテン等をしめると壁や床に蓄熱された熱が逃げずに効率的です。

 

posted by  y.nose


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