goo blog サービス終了のお知らせ 

女性のための住まい相談室blog/女性一級建築士、整理収納アドバイザー、インテリアコーディネーターと考える住まいづくり

住まいの建築、購入、リフォームを考えていらっしゃる女性のための相談、サポート、セカンドオピニオン専門の建築士事務所です。

どんなことでもざっくばらんにご相談ください。お問い合わせ・ご予約 03-5935-8330 もしくはメッセージから

戸建て注文住宅の設計、家造り、リフォームを約25年して参りました。変化する法令や、制度などを日々勉強しながら、これまでの知識や経験を生かして、対応させていただきます。 家を買いたい、建てたい、リフォームしたいなど 思いはいろいろあっても何をどう進めてよいかわからない、ご主人は忙しい、家族は無関心、独り身である、誰かのサポートがほしい、相談できるだけでも心強い、また、建築会社の担当者が建築士でないので不安、担当者が男性建築士なので相談しにくいなど、 思っていらっしゃ方 一生に何度も経験するわけではないので、とかく一般の方には解りにくい建築や不動産のこと、ころばぬ先の杖として、 どうぞ、当事務所をご利用ください。 女性の視点でアドバイスさせていただきます。ご夫婦でいらしていただくことでもOKです。どんなことでもざっくばらんにご相談ください。

練馬区東大泉4-26-3 塩野ビル302号 西武池袋線大泉学園駅徒歩5分

お住まいやご建築地にお伺いしてご相談をお受けする、リフォーム予定の現場でのご相談対応が可能、カフェやファミリーレストランでの対応も可能です。他のお客様のご相談、サポート対応中は、お電話には出ることができません。予めご了承ください。留守電にメッセージを入れていただくか、メール、または、コメントをいただけますと幸いです。定休日は、日、月曜日、祝日です。

COP15(国連気候変動枠組条約締約国会議) 開催中!大詰めへ/デンマーク・コペンハーゲンの街並

2009年12月18日 | ●ドイツ他エコバウ建築ツアー

2007年の秋にエコバウ建築ツアーでデンマークに2日間だけ滞在致しました。
その時の写真ですがどうぞご覧ください。

ホテルの窓から撮影したコペンハーゲンの街。
残念ながら観光は一切なし・・・。
「デンマークに来て人魚姫の像を見て帰らないのは、このツアーだけだ!」と
ガイドさんが言っていたことを思い出します。



こちらは古い家屋。
昔の家は、寒さ対策で窓は小さくして造っていました。
木製2重窓になっています。


コペンハーゲンは運河の街。


美しい運河にボートやヨットを停泊させて、
週末に楽しむことが好まれているそうです。



こちらも古い家。
赤く塗装してしまっているのでよくわかりませんが、
良く見ると、ヨーロッパの木造建築の構造骨組み ハーフテインバー工法の梁を確認できます。




こちらは、新しい集合住宅。
昔の家と違い、パッシブソーラー・ダイレクトゲインの考え方が普及しています。
南に開口を大きくとり、太陽の熱、暖かさをたっぷりとりいれようとしています。
暖房費を大きく削減することができます。
明るくなれば、昼間 電気をつけなくても大丈夫です。エネルギーの削減になります。


こちらも同じくです。


サッシは木製サッシを使っています。
ペアもしくはトリプルガラスです。
緯度が高いので、太陽光は横から差し込んできます。



夏の日射を防ぐ窓の外のルーバー(外付けブラインド)を見ることができました。
通り道にあった、どうやら建築協会か何かの建物のようです。

冬は日差しをたっぷり取り入れて、夏は窓の外側で日射を防ぐ、庇や簾と同じです。
このような外付けブラインドはドイツでもたくさん見かけます。



写真ではよくわかりませんが、ニュースなどで報道されているとおり、
自転車用歩道などが完備されています。


posted by y.nose


オーストリア・ツィアースドルフ/パッシブハウスの幼稚園(エコバウツアー2008⑥)

2009年09月18日 | ●ドイツ他エコバウ建築ツアー

昨年の秋のオーストリアですが、青空がとってもきれいです。

オーストリア政府が推し進めている省エネや環境を考えた
「未来の住まい」プロジェクトの原理に基づいて建てられた2003年に竣工の幼稚園です。



外壁は木の板張りです。資料にはラーチとありますのでカラマツ材です。


サッシは外側を樹脂で被覆した木製サッシです。


入口と反対側、園庭側です。
屋根の上には集熱パネルがのっていました。
屋根材は99.2%リサイクルアルミということです。
屋根の断熱材の厚みは50cm。
地場産のストローベイル、藁が断熱材のようです。


石川先生と現地の説明の方。


図面の上側が入口、下側が園庭。おそらく南側が園庭。


室内の暖房はペレットストープで。


ペレットが山積みになっておりました。


木製サッシ、トリプルガラス入り。




コーンスターチ(トウモロコシのでんぷん)を利用した天井吹き付け材。
セルロースプラスター。
子供たちが大きく口をあけて天井を向いていて、
そこに天井材がパラパラと落ちてきても全くもって問題ないです、と説明がありました。
当然、廃棄時にも環境を壊しません。
アスベストとは大きく違います。




壁には地場でとれた土モルタル。


おしゃれな雰囲気の園内。








人形が座っているところが窓枠にあたる部分ですが
壁の厚みを確認することができます。
壁にも藁の断熱材、40mm位の厚みで使っています。


机やテーブルも中途半端にプラスチックやスチールなどは使っておらず、
ウッドで揃えています。


子供たちの作品の色使いもきれい。






移動中のバスの中から撮影したものです。
ドイツもそうですが電柱や看板がなく美しい景色がつづきます。
エコバウツアーは、結構ハードなツアーなのですが
こういった景色には癒されます。



*以下、ツアー資料より抜粋(石川先生の翻訳によるものです)

Joseph-Haydn-Str. 25 (所在地)
3710 Ziersdorf - Austria

Johannes Kislinger, Horn(設計者)
Thomas Zelger, IBO, Wien
Jürgen Obermayer

幼稚園は、オーストリアの「未来の住まい」(Haus der Zukunft)の原理に基づいてつくられた。
オーストリアのこの「未来の住まい」は、既存の建物と異なり、以下の要件・基準を満たすことが求められる。

●建物のライフ・サイクル全体を通して、より高いエネルギー効果
●再生可能エネルギー(特にソーラーエネルギー)の利用の促進
●サスティナブルな自然成長資源の一層の活用、それらエコ・マテリアルの効果的使用
●住まい手のニーズ・サービスをより良く考えること
しかしながら建設コストは因襲的な在来の工法と比較可能な程度に抑えることが求められる

<この建物で使用された材料>

●99,2% リサイクル・アルミ(屋根)
●地場材の土モルタル、
●地場生産のストロー・ベイル、コーン・スターチを用いたセルロース・プラスター
●ファサード=ラーチ材

<パッシブ・ハウスのレベル>

●計画当初のバリエーション: U値(k値)と計画したガラス面総量, 地熱交換20%、遮光75% (16,6 kWh/㎡年);

●バリエーション/実施のための選択: 50 cm 屋根断熱、地熱交換の増大、開口の部分的縮小(14,5 kWh/㎡年).

http://www.hausderzukunft.at/diashow/neubau/index.htm?slide=5

posted by y.nose


オーストリア・メードリング/SOL4オフィス&セミナーセンター(エコバウツアー2008⑤)

2009年09月10日 | ●ドイツ他エコバウ建築ツアー

だいぶ時間が経ってしまったのですが
昨年、10月に訪問したオーストリア、ドイツのエコ建築ツアーの様子です。

現在 会社のパソコンのサーバー写真フォルダーには、エコバウツアーの写真がたくさん入っております。

一人で思い出に耽っていても意味がなく
太陽光発電設置の建物の写真など皆様にも興味深くご覧いただける写真も多いので
なるべくたくさんの方にご覧いただきたいと思い、
アップさせていただきます。

枚数が多いため、写真の編集が結構大変なのですが
弊社の伊藤が頑張って写真アップの手伝いをしてくれています。

建物の詳細説明については順次コメントいれさせていただきます。
















壁は、焼成されていない煉瓦の壁。
調湿効果が高いとのことでした。







2階部分、東西南北方向すべての壁に貼りめぐらされた太陽光発電パネル。


開口部分には、ドイツでは定番の外付けブラインド。
日本より北にあるドイツでは
太陽光は日本より横から差しこんできます。
南面に開口をたくさん確保し
冬は室内に太陽光をたっぷり取り入れ、夏は外付けブラインドで日差しを避ける対応します。


屋上緑化もされています。




建物の前にはバイオエタノールのためのトウモロコシ畑が広がります。


開口部は外側アルミクラッドの木製サッシ。





*以下、ツアー資料より抜粋(石川先生の翻訳によるものです)

新たに開発されたセミ・アーバン街区におけるSOL4プロジェクトは、勤労および生活環境を持続可能な形態で建設することにおいて模範ともなるべきパイロット・プロジェクトです。この複合施設は、ビジネスおよびトレーニングのためのセンターとしての役割を果たしていますが、エコな開発、建設、そして職場空間の設計を高度な標準で達成する能力の存在も示しています。この建物は、現在、オーストリアでは最大のパッシブ・ソーラーを使う商業施設となっています。広範なプロジェクトのパートナーと協力者の技量と経験が結集され、この建物の共通の基幹構造およびテナントのためのセミナーのプログラムが作り上げられました。結果として完成したこの環境には、憩いの空間や人の交流のための空間が含まれています。
このプロジェクトでは、技術的および設計上の目標として「グリーン」な表面(屋根緑化システム、開放浸潤表面など)を最大限にすることが目指され、環境に優しい建築材料を可能な限り広範囲に使うことに特に注意が払われました。この施設でのエネルギー管理システムにおいては、大地結合熱交換器および換気熱交換器を備えた閉ループの熱循環装置によって、換気と空調が最適化されています。パッシブ・クーリングは、屋根に使われているコンクリート・パネルの中空部分で熱交換をおこなって実現されています。下地に固定された太陽電池装置は機械装置の稼働に必要な電気を補っています。最後に、SOL4の全体としての環境面での性能は、総合的品質管理の方法で監視され、継続的な分析がおこなわれています。

建設材料と建築要素

耐力構造は、セメント不使用コンクリート、最大の熱容量を備えたレンガ壁などの、地元で生産され、この建築で初めて用いられた材料から成っています。また、図1および図2に示されているように、太陽電池外装システム(クリップ留めのファサード・システムの試作品)で外装される無機発泡体からなる断熱材、藁ボードとOSBボードからなる構造用のプレハブ・パネルなどの革新的な材料で建物の外殻皮膜は構成されています。
ガスを間に注入したペア・グラスを用いた高性能の窓が設置され、ここには太陽の熱をあまり受けないように事務スペースの日よけとなり太陽光を遮るための進化したシャッター装置も備えられています。さらに、非セラミック質の粘土レンガが事務スペースの室内壁に使われたのは初めてのことです。また仕上げ材料の健康および環境的コストに対する悪影響を最小限にするため、建設に関わる生物学および化学の専門家がこの建築に関わりました(2000年、Tappler他「非毒性物質、最小限に抑えられた溶剤等」)。

より詳しくは: www.sol4.info, www.solar4you.at


posted by y.nose


ウイーン/フンデルトヴァッサーハウス(エコバウツアー2008④)

2008年10月26日 | ●ドイツ他エコバウ建築ツアー
植物性化学物質研究所のレクチャーのあと、
再び、フンデルトヴァッサーの世界へ。

研究所のすぐ近くにあります。
昼ごはんを食べた、クンストハウスから
すべて歩いて移動できる距離にあります。
ウイーンの中心部から西の方向になります。

フンデルトヴァッサーハウスは、1986年に完成された市営住宅。
低所得者向けのアパートと聞きました。



直線嫌いのヴァッサーですがドアそのものは、さすがに直線。
ですが、回りはやっぱり曲線で装飾。


いわゆる普通の壁はありません。何か飾り付けしています。


階段の踏み面もかなりゆがんでいます。
でもちゃんと上がれます。


建物の前面道路も平ではありません。
敷き石の大きさもさまざま。
ちなみに真ん中に立っているのは、友人のカズコ女史。


お土産ショップの中です。
カフェもありました。
自然光がはいるようになっています。


ショップを上から見たところ。
本当はもっと、時間をもらってゆっくり見学したいのですが
次の時間もあり、いつもじっくり見ることができません。
しょうがないですが・・。


これは、ヴァッサーとは直接関係がないかもしれませんが、
並びの建物に表札のようなものが外壁に取付られていました。


ちなみに露地裏の普通のウイーンの街並。
こんなきれいな色の建物ばかりではありませんが
きれいに装飾された建物も少なくありません。





ウイーン/植物性化学物質研究所訪問(エコバウ建築ツアー2008③)

2008年10月25日 | ●ドイツ他エコバウ建築ツアー

10月4日 ウイーン視察一日目の午後には、
ハンスヴェルナー・マクヴィッツ氏(Hanswerner Mackwitz)のオフィス兼研究所、
アルケミア・ノーバ(alchemia-nova)、革新的植物性化学物質研究所にてレクチャーを受けました。
こういうところは、普通の観光では なかなか来ることができません。
オフィス兼研究所は、ウイーンの街が見渡せるとても眺めのよい5階。
改修された古い建物がオフィスです。
エレベーターもないため、5階まで息を切らしながら上りました。
螺旋階段は石造りで、踏み面はすり減っておりました。
アイアン手すりは、とても素敵でした。
レクチャーの内容は、
石油にすべて頼ってきたスクラップ&ビルドの物造りのピークは過ぎました。
これまで廃棄されていた果物の種や植物の繊維など、
植物を原料として破棄しても土にかえるようなクローズドサークルの製品造りする時代がきています、
というようなもの。
最近、日本でもトウモロコシでできたプラスチックなんていうのをよく聞くようになりましたが、
そのたぐいのものを研究されています。
用が済み、いらなくなって廃棄されてもやがては土に帰ったり、
環境に負荷を与えず再利用できるような素材、見つけ、考えることが仕事のようです。
所要時間は2時間くらいで少々疲れましたが、内容のあるお話でした。

アルケミア・ノーヴァ
革新的植物性化学物質研究所
Obere Viaduktgasse 2, Top 24 and 29, A - 1030ウィーン、オーストリア
http://www.alchemia-nova.net

左から、ホルガー・ケーニッヒ氏、石川先生、マクビッツ氏


窓際は、研究所っぽい雰囲気。ラベンダーからエッセンスを抽出している様子だった。
お茶の水博士の研究所みたいだ~と誰かが言っていた。


窓のからの眺めはすごく良い。教会の塔がみえる。


石油ピーク 実際の問題は・・
.....しかし、たいていの人はまだ、石油が増え続けることを信じている。


新しいデザインの法則は・・・
ゆりかごからゆりかごまで。
(ゆりかごから墓場までをもじったもの、循環してゆくことの意味)


ゆりかごからゆりかごまでの代謝とは
生物学的代謝と技術的な代謝があります。


植物から造られたプラスチックの展示がありました。


いろいろなものが、瓶に入れられて保管されています。


テーブルの上には、いろんな種類の種が。


これは、プラムの種をつかって造ってできた床材だったか?


研究所までの螺旋階段。


手すりはこんな装飾模様。



以下は、エコバウツアーの資料より

「自然を模したハイテクは我々の未来を維持できる可能性がある」

革新的植物性化学物質研究所の行動指針は以下のとおり。

●精製化学製品についての高度の知識
●再生可能な資源に基づいた維持可能な経済の振興
●「バイオ・カスケード」を通しての自然資源の最適な利用

「バイオ・カスケード」とは、「多機能性」および自然界にならった「閉ループのリサイクル管理」を意味します。
実際、これは多くの様態を持ち得る産物がいくつかの形態で役にたつ可能性を指しています。
例えば、野菜廃棄物の変容、自然物質の付加価値のある産物への転換、改善の概念の緻密化、
やがて来る太陽熱使用時代のための実用的装置の例示、革新的な応用技術などです。
別の例としては、果実、野菜、食品を加工する業界は毎年何百万トンという有機系廃棄物、副産物、残留物を生み出しています。

これらの廃棄物を再利用したり更に加工したりするための今日の技術は、
残留物にまだ含まれていて有用になる可能性のある一次的・二次的植物性産物についての知識が乏しいため、
限界のあるものになっています。
最近の暫定的ないくつかの研究結果によると、有機物廃棄物の埋め立て用、
堆肥用または動物飼料としての使途の他に、これらの副産物の多くは
動物や人間の健康にとって有益な食品や食品添加物生産の開始物質となる可能性があります。

研究所の中心的な目的は植物性化学物質の特性についての基礎研究をおこなうことです。
この研究分野は化学修士号をもつHanswerner Mackwitz(ハンスヴェルナー・マクヴィッツ)氏の学歴から発展したものです。
大学講師および研究所代表。1945年ドイツ・バイエルン生まれ、オーストリア、ザルツブルグで成長期を過ごす。
スイスのバーゼルとチューリッヒの大学で化学(修士号)と政治学(学位号)を専攻。

教育活動
オーストリア・アカデミーの環境科学研究所での助手、ドイツ、ボンおよびウィーン所在の議会におけるグリーン党のコンサルタント。
ウィーン工科大学、ウィーン経済・経営学大学、応用科学大学(ツルン、ヴィーゼルブルク所在)での講師。
2008年以降では、別府市所在の立命館アジア太平洋大学の国際原料流通マネジメントプログラム(IMAT)とドイツ、ビルケンフェルトの環境キャンパス(ECP)の双方の修士号課程に貢献。


ウイーン/宿泊したホテルと今回の旅の先生方(エコバウ建築ツアー2008②)

2008年10月19日 | ●ドイツ他エコバウ建築ツアー
ウイーンの中心部からタクシーで25分くらい、空港から25kmくらいの郊外、
グロースエンツァードルフというところにある
小さなホテル、アム ザクセンガングに宿泊しました。(2泊)
2階建てだが一応4ツ星ホテル。(設備は今一でした。)
屋根は、日本でいう入母屋風。
1階のエントランスロビー、レストラン、は、屋根なりの木構造だったので
帰国して調べてみましたが特に古いホテルというわけではない様子。
でも、鉄筋コンクリートのホテルに泊まるより、ウイーンに来ているという感じがするホテルでした。
ちなみに部屋は、なんてことない普通のインテリアでしたので
写真も撮っておりません。

ウイーンに到着したその夜に
ホルガーケーニッヒ氏と石川恒夫先生のごあいさつ。
このあと参加者全員の簡単な自己紹介がありました。
日本全国から、建築関係者が参加しています。
ケーニッヒ氏は57歳とは思えず、若く見えるし、エネルギッシュ。
今回お会いするのは5回目。
石川先生は、私より3つ上。
ミュンヘン工科大学に2年留学のご経験がおありでドイツ語がご堪能。
今回はドイツ語ちんぷんかんぷんの私たちの面倒をよく見て下さいました。
日本バウビオロギー研究会の理事でもいらっしゃいます。
http://www.maebashi-it.ac.jp/~baubiologie/index.html



質素と思える板張りの天井にシャンデリアの明かりって
結構あうのですね。
とてもきれいでした。


柱と梁の構造です。タル木が掛けてあります。


パブのカウンターとそのうえにあるレストランの席。


レストランスペースとロビーを分ける壁。上部はアーチ型に空いていました。


ロビーから、2階の廊下部分を撮影したところです。
この写真をみると、3階もあったのかしら?


小さなホテルの割には、充実していた朝食。
パンもたくさんの種類がありますが
パンはあまり頂かず、
いつも、果物や野菜をたくさん食べるようにしています。



ツアーコーディネート&コンダクター(下記はツアーの資料より)

ホルガー・ケーニッヒ氏 Holger Konig

1951年ミュンヘンに生まれる。
ミュンヘン工科大学、および同大学院で建築を学ぶ。
1983年エコロジー建材店および家具工房の「ホルツ・ケーニッヒ」を設立。
また妻とともにケーニッヒ=フェリケリウス建築設計事務所を主宰し、
バウビオロギー・バウエコロジーを踏まえた住宅、幼稚園、学校を数多く手がける。
建築家、家具職人、建材流通といった多様な経験を経て、
1996年より「エコ・プラス社」を設立し、建材の品質認定およびコンサルタントに携わる。

主な著書は「健康な住まいへの道」、「断熱材とその利用法」、「小屋裏空間」(1996-Freiburg)等がある。

通訳・解説
石川 恒夫 先生

前橋工科大学准教授、研究分野はエコロジー建築、バウビオロギー(建築生物学)。
2001年6月より「住宅建築」誌上で「バウビオロギーという視点」の連載を行い、
健康と環境に配慮した住まいづくりに関する研究成果を公開している。

主な著書(訳書)に「健康な住まいへの道 バウビオロギーとバウエコロジー」(H・ケーニッヒ著)建築資料研究社(2000)、
「バウビオロギーという思想」(アントン・シュナイザー)建築資料研究社(2003)などがある。

【作品】
・あらいキンダークリニック(高崎市2001)[第7回高崎市都市景観賞]
・軽井沢の家(軽井沢町2003)
・ベルこどもクリニック(熊谷市2003)

お問い合わせ・ご予約 03-5935-8330 もしくはメッセージからどうぞ。

お住まいやご建築地にお伺いしてご相談をお受けする、OZONE(新宿パークタワー)、7F CLUB OZONEスクエア、ミーティングスペースでのご相談対応が可能です。

カテゴリー●印

2006年9月~2013年1月までの記事は、前職、地域ビルダー時代の記録です。