タイ政府は6月17日の閣議で、バンコクでのF1(フォーミュラワン)グランプリの開催を承認した。
タイ・スポーツ庁が今年に入った辺りから可能性を示唆。ペートーンターン・チナワット首相も5月23日にモナコで、「フォーミュラ1タグ・ホイヤー モナコグランプリ 2025」を観戦していた。
ソーラウォン・ティエントーン観光スポーツ相によると、開催費用は400億バーツ超(1800億円相当)で、予算は年ごとに立てられる。グランプリはシティ・サーキット形式で、レース場はチャトゥチャック区内に建設される見込み。
スポーツ庁は以前、「チャトゥチャック区内のウィッパワーディー・ランシット通りを中心にチャトゥチャク公園および隣接する2つの公園を縫うように6キロのコースを確保する」計画を明らかにし、実現すれば観客30万人の誘致と120億バーツ(550億円相当)の収益が期待できるとしていた。
タイ側が承認してもF1側はどうなんでしょうかね。
タイは熱帯です。
いつ開催するかにもよりますが、1年の大半を占める雨期にかかればレースはまともにできないでしょう。
視界ゼロになるほどの豪雨、瞬時に道路は川状態になります。
雨期以外であれば日によっては45度以上になる気温化で、エンジンはオーバーヒートしないのでしょうか?
それと道路の悪さです。
ウィッパワーディー・ランシット通りはタイでも数少ない有数のいい道ですが、F1レースカーが走るには??
大規模な改修工事が必要になるでしょう。
大動脈の同通りをF1が独占するとバンコクへ行けなくなりますので、トールウェーイなどの高速を無料開放する必要があります。
F1だとカジノだのとタイ政府は必死に観光収入を上げようと努力していますが、新たなものを引っ張ってくるより、現在の問題点を解消したほうがいいことがいまだに気づいていないようです。
一番の問題は大麻や麻薬の反乱による治安の悪化です。
こういうものを目当てに来る連中は大した金はタイに落としていきません。悪さをするばかりです。
それより家族などで旅行に来る客の方を優先したほうが、タイには大きなメリットがあります。
多くの上客は大麻などが原因でタイ旅行を避けています。
私自身は今はF1には興味がありません。
昔はスポーツカーが好きでいろいろな車をとっかえひっかえ乗り回しましたが、そのあとはジープなど4駆にはまり、今は昔のアンティーク車が好きになりました。エアコンがなくてもスピードが出なくてもいいのです。
10代のころはとにかくスピードが出る車が好きで、キャブ交換、ボアアップや制限解除などやれることは全部やった記憶があります。
給料を全部つぎ込み借金をしてまで車に狂いました。それがまた仕事を頑張るエネルギーにもなりました。
今ほど車にパワーがなかった時代ですが、それを自分なりにいじくり、オリジナルカーに仕上げるのが楽しいのです。
爆走するとよくどこかにマフラーを落としてきたり、タイヤが外れることもしばしばです。
今のようなABS装置がなかった時代で、公道でスピンなんてよく起こしました。
もちろんオートマなどない時代です。
車重は重いですがボディは硬く強く、ちょつとぐらいぶつけても凹みもしませんでしたよ。
燃費?どの車も4K/L走ればいいところでした。
少し金銭的に余裕ができたころにはマツダのユーノスコスモという新車を現金で買いました。
誰ももっていなかったカーナビを純正で搭載しているところも魅力です。
この車はすごかった~!
GTRなど目じゃなく、トリプルローター、ツインターボが生み出す加速パワーは半端でなかったです。
急発進すると4本出しマフラーから火を噴ているような感覚です。あまりのパワーに純正の足回りでは耐えきれなかったです。
でもこの辺がスピード狂の終わりでした。
そのあとはランクルヤジープ、ローバーな4輪駆動にはまり、今はレトロカー狂いです。
まあもともと車は好きなんだと思います。年齢とともに車に求めるものが変わっているだけなのです。
これまで何台の車に乗ったか記憶にありませんが、30台近くは所有してきたと思います。
F1には興味がないと書きましたが、タイに来ればやっぱり見に行くでしょうね。