タイ政府は、2025年5月1日からタイへの全外国人入国者に対し、「オンラインTM6フォーム」の提出を義務付けると発表しました。
TM6フォームとは?
TM6フォームは、タイに入国する外国人旅行者が入国時に記入するカードで、氏名やパスポート番号、入国目的、滞在先住所などの情報が含まれます。これらの情報は、タイ滞在中の観光客の管理や出入国の記録に活用されています。
300バーツの観光料金は延期か
タイ政府は、以前から計画されている300バーツ(約1,200円)の入国料金導入について、システム安定化までの期間は見送る可能性が高いとしています。政府関係者は「TM6のデジタル化が完全に運用できるまで数カ月から1年程度かかる可能性がある」と説明しており、観光料金の導入はその後になる見通しです。
まあ次から次へとめんどくさいことをやりますね~。
昨今、中国人や日本人による特殊犯罪などがタイで多発しているせいです。
以前は空港で入国時に必ずTM6(トーモーホック)・出入国カードを必要書類として提出していましたが、
観光客を呼び込むために面倒な手続きの省略化が図られ、このカードの提出は一時的になくなりました。
今回はオンラインで復活するわけです。
対象者はまだ公表されていませんがタイへ入国ずるタイ人以外の外国者すべてです。
短期の旅行者もオンライン申請が必要となります。(5月1日から、詳細未定)
まあ紙の出入カードにすればイミグレの大混雑が再発してしまいます。
数年前から出入国カードが省略され、タイ入国者がどこへ宿泊するかタイ当局は全く把握できない状況が続き、
これに中国人には優遇ビザまで与えられ、犯罪グループには絶好の隠れ蓑になったわけです。そして中国人拉致など特殊犯罪が多発してしまいました。
拉致され行方不明になっている中国人はなんと!最近だけでも1900人にも上るそうです。
その多くはミャンマーの犯罪組織が関与しているようです。
そのせいで中国人客のタイ旅行が激減、キャンセルの嵐になっています。まあ当然ですね。
慌ててタイ政府はこの制度を復活させたようです。
ミャンマーという国はタイ以上に軍事政権を強化しないと、国民が楽な方へと走る怠けものの民族です。
楽して儲けようと麻薬や人身売買に手を染めています。
軍事政権が悪だと決めつけている人もいますが、それはその国の現状を知らず、日本の感覚でしか物が見れない人たちです。
軍事政権はタイにしてもミャンマーにしても存在意義があるのです。
TM6のほかTM30というのもあり、こちらはタイ長期滞在者用の制度で、タイ当局へ届け出ている住所地が変更になった場合と、ビザ申請時に現住所を書類で申請する制度です。(入国の旅の申請は不要ですよ)
TM6の復活で、住所変更がオンラインで明確になってしまいますので、住所変更の方はタイ入国前に最寄りのイミグレへTM30の提出をされてください。(要不動産所有者のIDカードコピー、賃貸契約書、タビアンバーンなど)