タイ中央銀行(BOT)は8月13日の金融政策委員会(MPC)会合で、全会一致で政策金利(翌日物レポ金利)を0.25%引き下げ、年1.50%と決めた。利下げは昨年10月、今年2月と4月に行っており、過去10カ月で4回目となった。
1.50%は2年以上ぶりの低水準。米国の関税政策の直接的および間接的な影響、周辺諸国からの旅行者の減少などが、中小企業や個人事業主の業績に影響を及ぼし、個人消費の抑制につながるという見通しを示した。
タイ中央銀行は日銀のようにぐずぐずしていないですね。
どんどん減る観光客に金利引き下げは有効だと思います。
金利引き下げで多少なりともバーツ安が進むはずです。
タイは日本に多くの観光客を取られ、その最大理由が円安だと理解しています。
タイから観光客が離れだしているのは為替だけではないのですがね。
いずれにしても滞在者や旅行者には円高バーツ安方向へ進むことは大変喜ばしいことです。
バーツで預金などをしている人には金利が下がることは痛いですが・・
あとは米の利下げ、そして日銀の利上げで円高がどこまで進むかです。
ただ日銀の利上げはのらりくらりしていて期待はできませんが・・
アメリカは利下げしろというトランプさんのいうことを聞かないFRB議長を変えてしまいました。
間違いなく利下げしてくるでしょう。