三日月ノート

日々の出来事を気ままに。

仕事の工数見積

2018年09月26日 17時55分09秒 | 仕事
有り難いことに、来月末まで仕事の予定が埋まっています。
薬事申請書の作成作業は、1件は先方からの試験レポート待ちで、それが来たら結果を埋め込んで提出するものと、もう1件は少々追記して完了。

来月いっぱいは毒性試験レポートの翻訳。
隔週でセミナーもあるので、今のうちに課題をやらないといけません。

ところで、薬事の仕事の場合、申請書作成にどのくらい時間がかかるかの工数見積を行って、先方に見積書を提出しています。


こんなエクセル表に、各工程で何時間かかるかを個々の製品で見積もって合計時間を算出しています。

写真は医療機器の後発申請の時に使用しているもので、項目は申請内容によって若干増えたり減ったりします。

最初は大口の取引先からざっくりと「この値段でどうですか?」と問い合わせがあり、ほぼ言い値でOKしていたのですが、申請の難易度に関係なく一律の金額でした。
本来なら難易度をこちらで判断した上で見積に反映するのがスジかなと思い、今後は製品概要をいただいた上で見積算出させてもらうようにしました。

面白いもので、たとえ先方の言い値とこちらの見積が同じ金額であったとしても、自分で見積を出して契約するほうが、心理的に優位な気持ちになるんですよね。

これって実はとても大事なことで、どうしても仕事を受注するほうは立場的に弱い事が多いので、対等に取引しているのだという「納得感」みたいなものはとても大事だと思いました。

一応、作業を進めながら、見積工数の横に、かかった実時間も書いていっています。
そうすることで、どこで思ったより時間がかかったかがわりますので、その後の見積にも生かせます。

さて、セミナー課題にとりかかるとします。