日曜日に筋蒔きを行ったが、この陽気で芽が土を盛り上げ少しづつ頭を出し始めてきた。
本田でも田植えの準備が始まった。 苗が元気に活着(根付くこと)するように土に栄養を与えなければならない。
つまり田植え前の田んぼに、肥料を散布するのである。 これを元肥散布とゆう。
今日は天候にも恵まれ、絶好のコンディションで作業が行えた。
最も写真でご覧の通り、トラクターに200㌔位の肥料を積み込み、田んぼを回るだけなのである。
しかし、これが技術を要するのである。
昔は、と言っても3~4年前までは人が20㌔の肥料を担いで散布していたのだが機械技術の進歩で楽になったものである。
この作業が終わると、春耕、代掻き作業が待っている。
一ヶ月後には、田面一杯に張られた水の中で早苗が風に揺られていることであろう。
作業をやっている時は何とも思わないが、夜ひとりになると、季節の移ろう速さを痛切に感じる。